C++で2つの数の最大公約数(GCD・HCF)を求めるプログラム
このチュートリアルでは、C++を使って2つの数の最大公約数(GCD:Greatest Common Divisor、HCF:Highest Common Factor)を求めるプログラムについて解説します。
ここでは、2つの整数が与えられたときに、その両方を割り切れる最大の数(最大公約数)を計算することを目標とします。
プログラム例
#include <iostream>
using namespace std;
int gcd(int a, int b){
if (a == 0)
return b;
if (b == 0)
return a;
if (a == b)
return a;
if (a > b)
return gcd(a-b, b);
return gcd(a, b-a);
}
int main(){
int a = 98, b = 56;
cout<<"GCD of "<<a<<" and "<<b<<" is "<<gcd(a, b);
return 0;
}出力
GCD of 98 and 56 is 14
アルゴリズムの解説
このプログラムは、減算を繰り返す方式のユークリッドの互除法を再帰的に実装したものです。処理の流れは以下の通りです。
- 一方の値が0になった場合、もう一方の値がそのまま最大公約数となるため、その値を返します。
- 両方の値が等しい場合、その値自体が最大公約数です。
- aがbより大きい場合は「a − b」を、そうでない場合は「b − a」を計算し、gcd関数を再帰的に呼び出して処理を続けます。
この例では、98と56の最大公約数は14であるため、「GCD of 98 and 56 is 14」という結果が出力されます。なお、この手法はシンプルで理解しやすい反面、数値が大きい場合には剰余演算(%)を使う標準的なユークリッドの互除法の方が効率的です。
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