【React Native入門】Hello Worldを表示するプログラムの作り方を解説
React Nativeの開発環境構築が完了すると、プロジェクトのApp.jsには、あらかじめ以下のようなデフォルトコードが用意されています。
import React from 'react';
import { StyleSheet, Text, View } from 'react-native';
export default class App extends React.Component {
render() {
return (
<View style={styles.container}>
<Text>Open up App.js to start working on your app!</Text>
<Text>Changes you make will automatically reload.</Text>
<Text>Shake your phone to open the developer menu.</Text>
</View>
);
}
}
const styles = StyleSheet.create({
container: {
flex: 1,
backgroundColor: '#fff',
alignItems: 'center',
justifyContent: 'center',
},
});このコードは自由に書き換えることができます。本記事では、アプリの画面に「Hello World」というテキストを表示することを目標に、コードの書き方を順番に解説していきます。
必要なコンポーネントをインポートする
まずは、コードで使用するコンポーネントやモジュールをインポートします。React本体のモジュールは必須なので、最初に以下のように読み込みましょう。
import React from 'react';
続いて、「Hello World」を表示するために使用するコンポーネントをreact-nativeからインポートします。
import { StyleSheet, Text, View } from 'react-native';ここではStyleSheet・Text・Viewの3つのコンポーネントをインポートしています。それぞれの役割は以下のとおりです。
- StyleSheet:ViewやTextなどのコンポーネントにスタイルを適用するために使います。
- View:UIの土台となる親コンポーネントで、他のコンポーネントを内包します。
- Text:画面に文字列を表示するための子コンポーネントです。
デフォルトのAppクラスを確認する
Appクラスはデフォルトでエクスポートされる、アプリのエントリーポイントとなるクラスです。プロジェクトを実行すると、<Text>コンポーネント内に記述したテキストがデバイス画面に表示されます。
export default class App extends React.Component {
render() {
return (
<View style={styles.container}>
<Text>Open up App.js to start working on your app!</Text>
<Text>Changes you make will automatically reload.</Text>
<Text>Shake your phone to open the developer menu.</Text>
</View>
);
}
}テキストを「Hello World」に変更する
<Text>コンポーネントの中身を、以下のように「Hello World」へ書き換えます。
export default class App extends React.Component {
render() {
return (
<View style={styles.container}>
<Text>Hello World</Text>
</View>
);
}
}スタイルを適用して見た目を整える
Viewコンポーネントにはstyleというpropsが指定されており、その値としてstyles.containerが渡されています。propsに変数やオブジェクトを渡す場合は、波括弧{}で囲む必要がある点に注意してください(例:style={styles.container})。
stylesオブジェクトはStyleSheet.create()を使って定義します。各コンポーネントへのスタイル定義は、すべてこの中にまとめて記述するのが基本です。ここでは、Viewコンポーネントに適用するcontainerスタイルに加えて、Textコンポーネント用のforTextスタイルも追加してみましょう。
const styles = StyleSheet.create({
container: {
flex: 1,
backgroundColor: '#fff',
alignItems: 'center',
justifyContent: 'center',
},
forText: {
color: 'green',
fontSize: 25
}
});なお、React NativeではfontSizeに数値を直接指定します。WebのCSSのように「25px」といった単位付きの文字列は使えないため、注意してください。指定した数値はdp(密度非依存ピクセル)として扱われます。
完成版コード
以上をすべて組み合わせると、React Nativeでモバイル画面に「Hello World」を表示できる完全なコードは以下のようになります。
import React from 'react';
import { StyleSheet, Text, View } from 'react-native';
export default class App extends React.Component {
render() {
return (
<View style={styles.container}>
<Text style={styles.forText}>Hello World</Text>
</View>
);
}
}
const styles = StyleSheet.create({
container: {
flex: 1,
backgroundColor: '#fff',
alignItems: 'center',
justifyContent: 'center',
},
forText: {
color: 'green',
fontSize: 25
}
});補足:アプリの起動方法
AndroidエミュレーターやiOSシミュレーターで動作を確認する場合は、プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行します。コードを保存すると変更内容が自動的に再読み込みされるため、編集しながらすぐに結果を確認できます。
npx react-native run-android # または npx react-native run-ios
実行結果
コードを保存してアプリを起動すると、白背景の画面中央に、緑色の「Hello World」というテキストが表示されます。

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