【JavaScript】文字列を左・右に循環シフトする関数の実装方法
JavaScriptでは、文字列と2つの数値(m と n)を受け取る関数が必要になることがあります。ここで m は左シフトの回数、n は右シフトの回数を表します。
左シフトとは
左シフトとは、文字列を1回循環回転させる操作で、先頭の文字が末尾に移動し、それ以外のすべての文字が1つずつ左へずれます。
例えば、abcde は1回の左シフトで bcdea になり、2回の左シフトで cdeab になります。
右シフトとは
右シフトとは、その逆の操作です。末尾の文字が先頭に移動し、残りのすべての文字が1つずつ右へずれます。
例えば、abcde は1回の右シフトで eabcd になり、2回の右シフトで deabc になります。
つまり今回作成する関数は、指定された回数だけ左シフトと右シフトを実行し、最終的に結果となる文字列を返す必要があります。
実装コード
以下のコードは、ヘルパー関数 shiftByAmount() を使って、左シフトと右シフトを両方処理できるようにしたものです。負の値を渡すと右シフト、正の値を渡すと左シフトとして動作します。
const str = 'abcdef';
// ヘルパー関数
// 正の値は左シフト、負の値は右シフトとして扱う
const shiftByAmount = (str, leftShifts) => {
leftShifts = leftShifts % str.length;
return str.slice(leftShifts) + str.slice(0, leftShifts);
};
const getShiftedString = (str, leftShifts, rightShifts) =>
shiftByAmount(shiftByAmount(str, leftShifts), -rightShifts);
console.log(getShiftedString(str, 3, 2));
コードの解説
shiftByAmount()では、剰余演算子(%)を使ってシフト回数を文字列の長さの範囲内に正規化しています。これにより、文字列の長さより多い回数が指定されても正しく動作します。- JavaScriptの剰余演算は負の数に対して負の結果を返すため、
-rightShiftsを渡すことでslice()の挙動により自然に右方向への回転が実現できます。 getShiftedString()は、まず左シフトを適用し、その結果に右シフト(-rightShifts)を適用することで、両方の操作を一度に行っています。
出力結果
コンソールには次のように出力されます。
bcdefa
'abcdef' を3回左シフトすると 'defabc' となり、さらに2回右シフトすることで最終的に 'bcdefa' が得られます。
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