JavaScriptのオブジェクトで値からキーを取得する方法
JavaScriptでは、「値」を手がかりに「キー」を逆引きしたい場面がよくあります。例えば、次のように配列を値として持つオブジェクトがあったとしましょう。
const obj = {
'key1': ['value11', 'value12', 'value13', 'value14', 'value15'],
'key2': ['value21', 'value22', 'value23', 'value24', 'value25',
'value26', 'value27'],
'key3': ['value31', 'value32', 'value33', 'value34'],
'key4': ['value41', 'value42'],
};ここで必要になるのは、第一引数にこのようなオブジェクト、第二引数に検索したい値の文字列を受け取る関数です。この関数は、渡された値がどのキーに属しているのかを判定し、そのキー名を返す必要があります。
// 'value13' を渡した場合 → 返り値は 'key1' // 'value32' を渡した場合 → 返り値は 'key3'
実装例
実際のコードは次のようになります。考え方はシンプルで、for...in ループでオブジェクトの各キーを順番に取り出しながら、indexOf() メソッドを使って対応する配列の中に目的の値が存在するかどうかを確認していきます。
const obj = {
'key1': ['value11', 'value12', 'value13', 'value14', 'value15'],
'key2': ['value21', 'value22', 'value23', 'value24', 'value25',
'value26', 'value27'],
'key3': ['value31', 'value32', 'value33', 'value34'],
'key4': ['value41', 'value42'],
};
const searchByValue = (obj, val) => {
for (let key in obj) {
if (obj[key].indexOf(val) !== -1) {
return key;
}
}
return null;
};
console.log(searchByValue(obj, 'value32'));ポイントは、値が見つからなかった場合に備えて null を返すようにしている点です。これにより、呼び出し側で「該当なし」のケースも簡単にハンドリングできます。なお、ES2023以降の環境であれば Object.keys(obj).find(key => obj[key].includes(val)) ?? null のように、より簡潔に書くことも可能です。
出力結果
上記のコードを実行すると、コンソールには次のように出力されます。
key3
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