JavaScriptの関数から値を返す方法【return文の基本と実例】
JavaScriptの関数から値を返すには、return文を使用します。return文は、関数内で処理した結果を呼び出し元に渡すための基本的な仕組みであり、あらゆるプログラムで頻繁に使われる重要な構文です。
ここでは、文字列と数値を連結して返すシンプルな例を通じて、return文の使い方を確認していきましょう。まずは、次のコードを実行してみてください。
サンプルコード
<html>
<head>
<script>
function concatenate(name, age) {
var val;
val = name + age;
return val;
}
function DisplayFunction() {
var result;
result = concatenate('John ', 20) ;
document.write (result );
}
</script>
</head>
<body>
<p>Click the following button to call the function</p>
<form>
<input type = "button" onclick = "DisplayFunction()" value = "Result">
</form>
</body>
</html>
コードの解説
このサンプルでは、2つの関数が登場します。それぞれの役割を見ていきましょう。
1. concatenate関数 ― 値を返す側
concatenate(name, age)は、引数として受け取った名前(name)と年齢(age)を + 演算子で連結し、その結果を変数 val に格納したうえで、return val; によって呼び出し元へ返しています。
2. DisplayFunction関数 ― 値を受け取る側
DisplayFunction()は、concatenate('John ', 20) を呼び出し、戻り値を変数 result に代入します。このように、return文で返された値は、関数の呼び出し式そのものの値として扱えるのがポイントです。最後に document.write() で結果を画面に出力しています。
実行結果
ボタンをクリックすると、DisplayFunction() が実行され、画面に次のように表示されます。
John 20
return文のポイント
- return文が実行されると、その時点で関数の処理は終了します。それ以降に書かれたコードは実行されません。
- return文に続く値を省略すると
undefinedが返されます。 - 数値や文字列だけでなく、オブジェクトや配列なども返すことができます。
- 戻り値を受け取るかどうかは呼び出し側が自由に決められます。必要なければ無視しても問題ありません。
このように、return文を理解することはJavaScriptにおける関数活用の第一歩です。ぜひ自分でもさまざまな値を返す関数を作成して、挙動を確かめてみてください。
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