JavaScriptでJSONオブジェクトからプロパティを削除する方法【delete演算子の使い方】
はじめに
例として、次のようなオブジェクトを作成したとします。
const myObject = {
"ircEvent": "PRIVMSG",
"method": "newURI",
"regex": "^https://.*"
};このオブジェクトから regex プロパティを削除し、以下のように myObject を更新することを目標としましょう。
const myObject = {
"ircEvent": "PRIVMSG",
"method": "newURI"
};delete 演算子を使ったプロパティの削除
オブジェクトからプロパティを削除するには、JavaScript の delete 演算子を使用します。
const myObject = {
"ircEvent": "PRIVMSG",
"method": "newURI",
"regex": "^https://.*"
};
delete myObject['regex'];
console.log(myObject.hasOwnProperty("regex")); // false実行結果
false
コンソールには false が出力され、hasOwnProperty() メソッドによる確認でも regex プロパティが正常に削除されたことが分かります。
C / C++ の delete キーワードとの違い
JavaScript の delete 演算子は、C言語や C++ における同名のキーワードとは役割がまったく異なる点に注意が必要です。
- JavaScript の delete:オブジェクトからプロパティそのものを取り除くための演算子。
- C / C++ の delete:
newなどで動的に確保したメモリを解放するためのキーワード。
つまり、JavaScript の delete 演算子はメモリを直接解放するものではありません。その唯一の目的は「オブジェクトからプロパティを削除する」ことであり、メモリ管理自体は JavaScript エンジンのガベージコレクション(GC)によって自動的に行われます。
補足:分割代入を使った別のアプローチ
delete 演算子は元のオブジェクトを直接変更します。元のオブジェクトを保持したい場合は、ES2015以降で利用できる分割代入(レスト構文)を使い、特定のプロパティを除外した新しいオブジェクトを生成する方法も便利です。
const myObject = {
"ircEvent": "PRIVMSG",
"method": "newURI",
"regex": "^https://.*"
};
const { regex, ...newObject } = myObject;
console.log(newObject);
// { ircEvent: 'PRIVMSG', method: 'newURI' }この方法なら、元の myObject は変更されず、イミュータブルなデータ操作を実現できます。状況に応じて delete と使い分けるとよいでしょう。
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