JavaScriptのgetキーワードを使ってgetter関数を作成する方法
JavaScriptでは、オブジェクトのプロパティにアクセスしたときに自動的に処理を実行したい場合、get キーワードを使ってgetter(ゲッター)関数を定義できます。getterはメソッドのように見えますが、呼び出し時に括弧 () を付けず、通常のプロパティと同じようにアクセスできるのが特徴です。
getter関数とは
getterを定義すると、そのプロパティが参照された瞬間に関数内の処理が実行されます。値の取得時にログを出力したり、計算結果を返したりといった用途に活用できます。
コード例
以下に、getキーワードを使ったgetter関数の実装例を示します。
const studentDetails = {
studentName: "David Miller",
get studentName() {
console.log('I am calling the getter method...')
}
}
console.log(studentDetails.studentName);この例では、studentDetails オブジェクトの中で get studentName() というgetterを定義しています。studentDetails.studentName にアクセスすると、通常のプロパティ値ではなく、getter内の処理が実行されます。
プログラムの実行方法
上記のプログラムを実行するには、Node.jsを使って次のコマンドを入力します。
node fileName.js
ここでは、ファイル名を demo221.js として保存しているものとします。
実行結果
実行すると、コンソールには次のように出力されます。
PS C:\Users\Amit\JavaScript-code> node demo221.js I am calling the getter method... Undefined
出力の解説
studentDetails.studentName にアクセスしたことで、getterメソッド内の console.log() が実行され、「I am calling the getter method...」というメッセージが表示されています。
その後 Undefined と表示されているのは、このgetter関数が return 文を持たず、何も値を返していないためです。実際に値を取得したいgetterを作る場合は、return this.studentName のように明示的に値を返すようにしましょう。
-
JavaScriptで親要素の子要素を取得する方法【サンプルコード付き】
JavaScriptでは、親要素が持つchildrenプロパティを参照することで、その直下にある子要素をまとめて取得できます。本記事では、実際に動作するサンプルコードを使いながら、具体的な手順をわかりやすく解説します。 サンプルコード 以下は、JavaScriptを使って親要素(parent1)の子要素を取得し、ボタンのクリックで一括表示させる例です。 <!DOCTYPE html> <html lang="en"> <head> <meta charset="UTF-8" /> <meta nam
-
JavaScriptのクラスで使う「get」キーワードとは?ゲッターの基本をわかりやすく解説
JavaScriptの「get」キーワードは、クラス内でゲッター(getter)関数を定義するために使われる構文です。C#やJavaなど、他のプログラミング言語でもおなじみの概念ですが、JavaScriptでも同様にプロパティのように値を取得できる便利な機能として提供されています。getキーワードの基本的な使い方クラス内でgetを使うと、メソッドでありながら、あたかもプロパティのようにアクセスできる関数を定義できます。以下のように記述します。class Employee { constructor(name) { this.name = na