JavaScriptのクラスで使う「get」キーワードとは?ゲッターの基本をわかりやすく解説
JavaScriptの「get」キーワードは、クラス内でゲッター(getter)関数を定義するために使われる構文です。C#やJavaなど、他のプログラミング言語でもおなじみの概念ですが、JavaScriptでも同様にプロパティのように値を取得できる便利な機能として提供されています。
getキーワードの基本的な使い方
クラス内でgetを使うと、メソッドでありながら、あたかもプロパティのようにアクセスできる関数を定義できます。以下のように記述します。
class Employee {
constructor(name) {
this.name = name;
}
get fullName() {
return this.name;
}
}この例では、fullNameというゲッターが定義されており、this.nameの値を返します。ポイントは、呼び出し側で括弧 () を付けずに、通常のプロパティと同じようにアクセスできることです。
実行例
実際にgetキーワードを使用したサンプルコードを見てみましょう。
class Employee {
constructor(name) {
this.name = name;
}
get fullName() {
return this.name;
}
}
var employeeObject = new Employee("David Miller");
console.log(employeeObject.fullName);上記のプログラムを実行するには、Node.js環境で次のコマンドを使用します。
node fileName.js
ここでは、ファイル名を demo299.js として保存したものとします。実行コマンドは以下の通りです。
node demo299.js
実行結果
コマンドを実行すると、コンソールに以下の出力が表示されます。
PS C:\Users\Amit\javascript-code> node demo299.js David Miller
まとめ
getキーワードを使うことで、計算された値や内部データをプロパティのように自然な形で取得できるようになります。メソッド呼び出しの括弧が不要になるため、コードの可読性が向上し、オブジェクト指向プログラミングにおいてカプセル化を実現する際にも役立ちます。対になる「set」キーワードと組み合わせれば、値の設定時にも独自のロジックを挟むことができ、より柔軟なクラス設計が可能になります。
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