【JavaScript】unitプロパティが同じオブジェクトをグループ化してbrandを結合する方法
はじめに
JavaScriptで配列内のオブジェクトを特定のプロパティの値ごとにグループ化したいケースはよくあります。本記事では、unitプロパティが同じ値を持つオブジェクトを1つにまとめ、brandプロパティをカンマ区切りで結合する方法を解説します。
元データの例
まず、次のようなオブジェクトの配列を考えてみましょう。
const arr = [
{unit: 35, brand: 'CENTURY'},
{unit: 35, brand: 'BADGER'},
{unit: 25, brand: 'CENTURY'},
{unit: 15, brand: 'CENTURY'},
{unit: 25, brand: 'XEGAR'}
];この配列に対して、「unitプロパティの値が等しいオブジェクト同士を1つのオブジェクトにまとめ、それぞれのbrandの値を結合する」関数を作成します。
期待される出力は以下の通りです。
const output = [
{unit: 35, brand: 'CENTURY, BADGER'},
{unit: 25, brand: 'CENTURY, XEGAR'},
{unit: 15, brand: 'CENTURY'}
];実装のアプローチ
処理の流れは次のようになります。
- 配列全体をループで走査します。
- ヘルパー関数を使って、結果配列の中に同じunit値を持つオブジェクトがすでに存在するかを検索します。
- 存在する場合は、そのオブジェクトのbrand値に現在のbrand値を連結して追加します。
- 存在しない場合は、新しいオブジェクトとして結果配列にpushします。
サンプルコード
以下が実際のコードです。
const arr = [
{unit: 35, brand: 'CENTURY'},
{unit: 35, brand: 'BADGER'},
{unit: 25, brand: 'CENTURY'},
{unit: 15, brand: 'CENTURY'},
{unit: 25, brand: 'XEGAR'}
];
// 指定したunit値を持つ要素のインデックスを返すヘルパー関数
const indexOf = function(unit){
return this.findIndex(el => el.unit === unit)
};
Array.prototype.indexOf = indexOf;
// グループ化を行う関数
const groupArray = arr => {
const res = [];
for(let i = 0; i < arr.length; i++){
// 同じunit値を持つ要素が結果配列にあるか確認
const ind = res.indexOf(arr[i].unit);
if(ind !== -1){
// 存在する場合:brand値をカンマ区切りで連結
res[ind].brand += `, ${arr[i].brand}`;
}else{
// 存在しない場合:新しいオブジェクトとして追加
res.push(arr[i]);
}
};
return res;
};
console.log(groupArray(arr));実行結果
このコードをコンソールで実行すると、次のような出力が得られます。
[
{ unit: 35, brand: 'CENTURY, BADGER' },
{ unit: 25, brand: 'CENTURY, XEGAR' },
{ unit: 15, brand: 'CENTURY' }
]補足:よりモダンな書き方(reduceを使う)
上記のコードではArray.prototype.indexOfを上書きしていますが、既存メソッドの変更は避けた方が安全です。代わりに、reduce()やMapオブジェクトを活用すると、よりシンプルかつ安全に実装できます。
const groupArray = arr => {
const map = new Map();
for(const {unit, brand} of arr){
if(map.has(unit)){
map.get(unit).brand += `, ${brand}`;
}else{
map.set(unit, {unit, brand});
}
}
return [...map.values()];
};
console.log(groupArray(arr));Mapを使うことで、キーの検索が高速になり(計算量O(1))、大規模なデータセットでも効率的に動作します。用途に応じて使い分けてください。
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