【JavaScript】プログレッシブ配列(1文字ずつ成長する文字列の並び)を判定する方法
問題概要
長さの昇順に並べられた文字列の配列を受け取るJavaScript関数を作成します。この関数は、隣接するすべての文字列ペアについて、後ろの文字列が前の文字列の先頭または末尾に1文字を追加して作れるものである場合に true を返し、1つでも条件を満たさないペアが存在すれば false を返します。
たとえば、次の配列が与えられたとしましょう。
const arr = ["c", "ca", "can", "acan", "acane", "dacane"];
この配列では、「ca」は「c」の末尾に「a」を加えた文字列、「can」は「ca」の末尾に「n」を加えた文字列、といった具合に、どの隣接ペアも条件を満たしています。そのため、関数は true を返す必要があります。
コード例
const arr = ["c", "ca", "can", "acan", "acane", "dacane"];
const isProgressive = arr => {
for(let i = 0; i < arr.length - 1; i++){
const nextLength = arr[i+1].length;
if(arr[i+1] === arr[i+1][0] + arr[i] ||
arr[i+1] === arr[i] + arr[i+1][nextLength-1]){
continue;
}
return false;
}
return true;
};
console.log(isProgressive(arr));
出力結果
コンソールには次のように表示されます。
true
ロジックの解説
この関数の処理の流れは以下の通りです。
forループで配列を先頭から順に走査し、隣接する2つの文字列(arr[i]とarr[i+1])を比較します。- 後ろの文字列の先頭に1文字付けると前の文字列と一致するか(
arr[i+1][0] + arr[i])、あるいは末尾に1文字付けると一致するか(arr[i] + 最後の1文字)を判定します。 - どちらかの条件を満たせば
continueで次のペアへ進み、どちらも満たさなければ即座にfalseを返します。 - すべてのペアが条件を満たしていれば、ループを抜けて
trueを返します。
より簡潔な別解:slice() と every() を使う方法
slice() を使えば「後ろの文字列から先頭(または末尾)の1文字を取り除いたものが前の文字列と一致するか」という形で判定でき、コードがさらに読みやすくなります。
const isProgressive = arr =>
arr.every((str, i) => {
if (i === 0) return true; // 最初の要素は比較対象がない
const prev = arr[i - 1];
// 先頭の1文字を除いたもの、または末尾の1文字を除いたものが
// 前の文字列と一致すればよい
return str.slice(1) === prev || str.slice(0, -1) === prev;
});
console.log(isProgressive(["c", "ca", "can", "acan", "acane", "dacane"])); // true
Array.prototype.every() は配列内のすべての要素が条件を満たす場合にのみ true を返すため、「途中で不一致が見つかった時点で false を返す」という要件に自然に対応できます。また、配列の要素が0個または1個の場合も true となり、エッジケースも安全に処理されます。
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