JavaScriptで配列の全要素を負の値に変換する方法
例として、次のような配列があるとします。
const arr = [7, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, -12, 43, 6];
この配列を受け取り、すべての要素を対応する負の値に変換した配列を返す関数を作成します(たとえば 4 を -4、6 を -6 に変換します)。
ただし、要素がすでに負の値である場合は、その値はそのまま変更せずに残します。それでは、この関数のコードを見ていきましょう。
サンプルコード
const arr = [7, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, -12, 43, 6];
const changeToNegative = (arr) => {
return arr.reduce((acc, val) => {
const negative = val < 0 ? val : val * -1;
return acc.concat(negative);
}, []);
};
console.log(changeToNegative(arr));コードの解説
ここでは Array.prototype.reduce() メソッドを使用しています。初期値として空の配列を渡し、各要素に対して以下の処理を行います。
- 三項演算子を使って、現在の値が 0 未満かどうかを判定します。
- 値が正の場合は、-1 を掛けて負の値に変換します。
- すでに負の値(上の例では -12)であれば、そのままの値を保持します。
- 結果を acc.concat() で累積配列に追加していきます。
出力結果
コンソールには次のように出力されます。
[
-7, -2, -3, -4, -5,
-7, -8, -12, -12, -43,
-6
]map() を使ったより簡潔な書き方
単純に新しい配列を作りたいだけであれば、reduce() よりも map() を使った方がコードがシンプルになり、可読性も向上します。
const changeToNegative = (arr) => arr.map(val => -Math.abs(val)); console.log(changeToNegative([7, 2, -12, 43])); // [-7, -2, -12, -43]
-Math.abs(val) は「絶対値にマイナスを付ける」という意味になるため、元の符号に関係なく必ず負の値に変換できます。また、reduce() と concat() を組み合わせた場合と異なり、各ステップで中間配列を生成しないため、パフォーマンス面でも有利です。実務では後者の map() 方式が推奨されます。
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