ローカルJSONファイルをJavaScript変数に読み込む方法|require と fetch の使い分け
プロジェクトのディレクトリに employee.json ファイルが配置されており、同じディレクトリ内にある JavaScript ファイルからその内容を読み込みたい――そんな場面は開発現場でよくあります。本記事では、ローカルの JSON ファイルを JavaScript の変数に読み込むための代表的な2つの方法を、具体的なコード例とともにわかりやすく解説します。
サンプルデータ:employees.json の中身
今回使用する employees.json は、従業員情報を配列として格納したファイルです。内容は以下の通りです。
{
"Employees": [
{
"userId": "ravjy", "jobTitleName": "Developer", "firstName": "Ran", "lastName": "Vijay",
"preferredFullName": "Ran Vijay", "employeeCode": "H9", "region": "DL",
"phoneNumber": "34567689", "emailAddress": "ranvijay.k.ran@gmail.com"
},
{
"userId": "mrvjy", "jobTitleName": "Developer", "firstName": "Murli", "lastName": "Vijay",
"preferredFullName": "Murli Vijay", "employeeCode": "A2", "region": "MU",
"phoneNumber": "6543565", "emailAddress": "murli@vijay.com"
}
]
}
この JSON ファイルへアクセスするには、主に以下の2つの方法があります。
方法1:require モジュールを使う(Node.js 向け)
Node.js 環境では、組み込みの require を使って JSON ファイルを同期的に読み込めます。最もシンプルで手軽な方法です。
const data = require('./employees.json');
console.log(data);
方法2:fetch 関数を使う(ブラウザ向け)
Web ブラウザ環境では、fetch API を使って JSON ファイルを非同期に取得します。
fetch("./employees.json")
.then(response => {
return response.json();
})
.then(data => console.log(data));
また、async / await 構文を使えば、より直感的に記述することもできます。
const response = await fetch("./employees.json");
const data = await response.json();
console.log(data);
注意:1つ目の require は Node.js 環境に適した方法です。一方、2つ目の fetch はもともとブラウザ環境専用の API でしたが、Node.js 18 以降ではグローバルに利用できるようになっています。実行する環境に応じて適切な方法を選択しましょう。
実行結果
上記のいずれかの方法を実行すると、コンソールには次のようにオブジェクト形式でデータが出力されます。
{
Employees: [
{
userId: 'ravjy',
jobTitleName: 'Developer',
firstName: 'Ran',
lastName: 'Vijay',
preferredFullName: 'Ran Vijay',
employeeCode: 'H9',
region: 'DL',
phoneNumber: '34567689',
emailAddress: 'ranvijay.k.ran@gmail.com'
},
{
userId: 'mrvjy',
jobTitleName: 'Developer',
firstName: 'Murli',
lastName: 'Vijay',
preferredFullName: 'Murli Vijay',
employeeCode: 'A2',
region: 'MU',
phoneNumber: '6543565',
emailAddress: 'murli@vijay.com'
}
]
}
まとめ
- Node.js で動かす場合:
require('./employees.json')で同期的に読み込むのが簡単です。 - ブラウザで動かす場合:
fetch()とresponse.json()を組み合わせて非同期に取得します。 - 実行環境(サーバーかブラウザか)に合わせて適切な読み込み方法を選ぶことが重要です。
-
JSONファイルをExcel(CSV)形式に変換する方法【初心者向けガイド】
JSONファイルという言葉を耳にしたことがある方は多いでしょう。最近、誰かからJSONファイルを受け取ったばかりという方もいるかもしれません。JSONファイルを開くこと自体は難しくありませんが、より扱いやすくするためには、Microsoft Excel(CSV)形式へ変換するのがおすすめです。では、どのようにしてJSONファイルをExcelに変換すればよいのでしょうか?実は、その手順は驚くほど簡単です。本記事では、その方法を詳しくご紹介します。 JSONをExcelのCSVファイルに変換する手順 JSONからExcelのCSVファイルへの変換には、それほど時間はかかりません。手順に慣れていれば
-
PDFからExcelにデータをインポートする3つの方法を徹底解説
PDFは最も汎用性の高いドキュメント形式のひとつです。文書を共有してもレイアウトが崩れたり、テンプレートが誤って編集されたりする心配がないため、ほぼあらゆる種類の文書をPDFとして配布できます。しかし、いざPDFを編集しようとすると問題が発生します。Excel(.xlsx)ファイルなどの構造化されたファイル形式から変換されたPDFであれば、オンラインコンバーターを使えば比較的簡単に元の形式へ戻せます。一方、スキャン画像で構成されたPDFは、変換すべきテキストデータが存在しないため、編集が非常に困難です。本記事で紹介する解決策は、実際のユーザーによって提案され、他のユーザーによっても検証済みの実