JavaScriptでinitValidation()関数の外からvalidate()関数を呼び出す方法
initValidation()関数を必ずしも呼び出すことなく、その外側からvalidate()関数を呼び出したい——これはJavaScript開発でよくある課題です。本記事では、この問題の原因と解決方法をわかりやすく解説します。
問題となるコード
まず、問題となっているコードを見てみましょう。
function initValidation(){
// ここは無関係なコード
function validate(_block){
// ここに処理を記述
}
}なぜ外から呼び出せないのか
上記のコードでは、validate()関数はinitValidation()関数の内部で宣言されています。JavaScriptにおいて、関数内で宣言された関数(ローカル関数)は、その外部からアクセスできません。スコープがinitValidation()の中に閉じているためです。
解決策:thisを使ってvalidateを公開する
JavaScriptでは、関数もオブジェクトの一種です。この性質を利用すると、以下のようにコードを少し変更するだけで問題を解決できます。
function initValidation(){
// ここは無関係なコード
function validate(_block){
// ここに処理を記述
console.log(_block);
}
this.validate = validate;
}この変更により、initValidation()はコンストラクタ関数として機能するようになります。つまり、initValidation()がクラスのような役割を担い、validateはそのプロパティとして外部に公開されます。
インスタンス化してvalidate()を呼び出す
new演算子を使ってinitValidation()のインスタンスを作成すれば、validate()メソッドにアクセスできるようになります。
const v = new initValidation();
v.validate('Hello world');完全なコード例
function initValidation(){
// ここは無関係なコード
function validate(_block){
// ここに処理を記述
console.log(_block);
}
this.validate = validate;
}
const v = new initValidation();
v.validate('Hello world');実行結果
コンソールには次のように出力されます。
Hello world
補足:ES6クラスを使ったモダンな書き方
近年のJavaScriptでは、ES6のクラス構文を使うことで、より直感的に同じ仕組みを実現できます。
class InitValidation {
validate(_block) {
console.log(_block);
}
}
const v = new InitValidation();
v.validate('Hello world');このように、内部関数を外部から利用したい場合は、this経由でプロパティとして公開するか、クラス構文を採用するのが効果的です。用途やコードベースのスタイルに合わせて使い分けるとよいでしょう。
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