JavaScriptでプロパティにアクセスする3つの方法|ドット記法・角括弧・分割代入の使い分け
JavaScriptでオブジェクトのプロパティにアクセスする3つの方法
JavaScriptには、オブジェクトが持つプロパティ(キーと値のペア)を参照するための方法が主に3つあります。どれも同じ値を取得できますが、それぞれ特徴や向いている場面が異なるため、正しく使い分けられるとコードの可読性と保守性が大きく向上します。
- ドット記法:
object.property - 角括弧記法:
object['property'] - 分割代入:
let {property} = object
1. ドット記法(object.property)
最もシンプルで読みやすい記法です。obj.a のようにピリオドでつなぐだけでプロパティにアクセスできます。ただし、プロパティ名が有効な識別子(英字・数字・アンダースコアなど)である必要がある点に注意しましょう。
2. 角括弧記法(object['property'])
プロパティ名を文字列や変数で指定できるのが最大の特徴です。ハイフンや空白を含むキー、数字から始まるキーにも対応できるほか、変数に格納されたキー名を使って動的にアクセスしたい場合にも活躍します。
3. 分割代入(let {property} = object)
ES2015(ES6)で導入された構文です。オブジェクトから指定したプロパティを取り出し、そのまま独立した変数として扱えるため、複数のプロパティを一度に受け取りたい場面で特に便利です。
以下は、これら3つの方法でオブジェクトのプロパティにアクセスするサンプルコードです。
サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
<title>Document</title>
<style>
body {
font-family: "Segoe UI", Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
.result,
.sample {
font-size: 18px;
font-weight: 500;
color: blueviolet;
}
.sample {
color: red;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>JavaScriptのオブジェクトプロパティへアクセス</h1>
<div><pre class="sample">{a:22,b:44}</pre></div>
<div class="result"></div>
<button class="Btn">アクセス</button>
<h3>上のボタンをクリックして、オブジェクトのプロパティにアクセスしてください</h3>
<script>
let resEle = document.querySelector(".result");
let BtnEle = document.querySelector(".Btn");
let obj = { a: 22, b: 44 };
BtnEle.addEventListener("click", () => {
resEle.innerHTML += "obj.a = " + obj.a + "<br>";
resEle.innerHTML += "obj['a'] = " + obj["a"] + "<br>";
let { a } = obj;
resEle.innerHTML += "{a}=obj = " + a + "<br>";
});
</script>
</body>
</html>
実行結果

「アクセス」ボタンをクリックすると、3つの記法それぞれで取得したプロパティ a の値が順に表示されます。

まとめ
基本となるのは可読性の高いドット記法です。キー名が変数で決まる場合や特殊な文字を含む場合は角括弧記法、複数の値をまとめて取り出したいときは分割代入を選ぶと、意図が伝わりやすいコードになります。用途に合わせて上手に使い分けましょう。
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