JavaScriptで別のオブジェクトを介してオブジェクトにアクセスする方法
JavaScriptでは、あるオブジェクトを定義する際に、別のオブジェクトのプロパティやメソッドを参照することで、その値を取得したり、メソッドの実行結果を利用したりすることができます。この記事では、既存のオブジェクト(obj)を介して、新しいオブジェクト(obj2)からプロパティやメソッドにアクセスする方法を、具体的なコード例とともに解説します。
押さえておきたいポイント
- オブジェクトリテラルの中で
obj.lastNameのように記述すると、その時点での値が新しいオブジェクトにコピーされます。 obj.welcome()のようにメソッド名の後に括弧を付けると、オブジェクト定義時にメソッドが即座に実行され、その戻り値が格納されます。
コード例
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
<title>Document</title>
<style>
body {
font-family: "Segoe UI", Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
.result {
font-size: 18px;
font-weight: 500;
color: rebeccapurple;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>Access an object through another object in JavaScript</h1>
<div class="result"></div>
<button class="Btn">CLICK HERE</button>
<h3>Click on the above button to display obj2</h3>
<script>
let resEle = document.querySelector(".result");
let BtnEle = document.querySelector(".Btn");
let obj = {
firstName: "Rohan",
lastName: "Sharma",
welcome() {
return "Welcome " + this.firstName + " " + this.lastName;
},
};
let obj2 = {
firstName: "Mohit",
lastName: obj.lastName,
welcomeString: obj.welcome(),
};
BtnEle.addEventListener("click", () => {
resEle.innerHTML = "obj2.firstName = " + obj2.firstName + "<br>";
resEle.innerHTML += "obj2.lastName = " + obj2.lastName + "<br>";
resEle.innerHTML += "obj2.welcomeString = " + obj2.welcomeString + "<br>";
});
</script>
</body>
</html>コードの解説
このコードでは、まず obj というオブジェクトを定義しています。obj は firstName と lastName という2つのプロパティと、挨拶文を返す welcome() メソッドを持っています。
次に定義される obj2 では、以下のように別のオブジェクトを参照しています。
lastName: obj.lastName…objのlastNameプロパティの値("Sharma")がそのまま代入されます。welcomeString: obj.welcome()obj のwelcome()メソッドがこの時点で呼び出され、戻り値である "Welcome Rohan Sharma" という文字列が格納されます。なお、メソッド内のthisはobjを指すため、表示される名前はobj側のものになります。
出力結果
上記のコードを実行すると、ブラウザには次のような画面が表示されます。

「CLICK HERE」ボタンをクリックすると、obj2 の各プロパティの値が画面に出力されます。

このように、JavaScriptではオブジェクトリテラルの定義時に他のオブジェクトを参照することで、簡単にプロパティの値やメソッドの実行結果を別のオブジェクトへ引き継ぐことができます。
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