【JavaScript入門】オブジェクトから必要なプロパティだけを抽出する方法
JavaScriptでは、オブジェクトの一部のプロパティだけを取り出して、新しいオブジェクトを作成したい場面がよくあります。そんなときに便利なのが、分割代入(destructuring)とプロパティのショートハンド記法を組み合わせる方法です。
基本的な例
例えば、次のようなオブジェクトがあるとします。
const person = {
name: 'John',
age: 40,
city: 'LA',
school: 'High School'
}
この中から name と age の2つだけを取り出したい場合は、以下のように記述します。
const { name, age } = person;
const selectedObj = { name, age };
console.log(selectedObj);
コードの解説
最初の行 const { name, age } = person; では、分割代入を使って person オブジェクトから name と age をそれぞれ別の変数として取り出しています。続く { name, age } の部分は、変数名とプロパティ名が一致している場合に省略できるショートハンド記法です。これにより、簡潔なコードで新しいオブジェクトを生成できます。
出力結果
このコードを実行すると、コンソールには次のように表示されます。
{
name: 'John',
age: 40
}
応用:キーを動的に指定して抽出する
取り出したいプロパティが実行時まで確定しない場合は、次のようなユーティリティ関数 pick を用意しておくと便利です。
function pick(obj, keys) {
return keys.reduce((result, key) => {
if (key in obj) result[key] = obj[key];
return result;
}, {});
}
const selected = pick(person, ['name', 'age']);
console.log(selected); // { name: 'John', age: 40 }
このように、分割代入によるシンプルな方法と、柔軟性の高い関数アプローチを使い分けることで、さまざまなケースに対応できます。なお、分割代入とショートハンド記法はES2015以降で利用可能な機能です。
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