JavaScriptでフルスクリーン(全画面)表示を実装する方法をわかりやすく解説
Webページ上の動画や画像などの要素を、ボタン操作ひとつで全画面表示に切り替えられたら便利ですよね。JavaScriptでは、Fullscreen APIを使うことで、このようなフルスクリーン機能を簡単に実装できます。
本記事では、動画を全画面モードで再生するサンプルコードをもとに、実装方法をわかりやすく解説します。
サンプルコード
以下は、ボタンをクリックすると動画がフルスクリーンで表示されるHTMLとJavaScriptのコード例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
</head>
<style>
body{
font-family: 'Segoe UI', Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
button{
display: block;
padding:10px;
margin:10px;
background-color: rgb(81, 0, 128);
border:none;
color:white;
}
</style>
<body>
<h1>Fullscreen Window with JavaScript Example</h1>
<button class="openVideo">Open Video in Fullscreen Mode</button>
<video width="500px" controls id="minimizedVideo">
<source
src="https://www.videvo.net/videvo_files/converted/2015_04/preview/Ocean_Waves_slow_motion_videvo.mov44965.webm">
</video>
<h2>Click on the above button to open it in fullscreen</h2>
<script>
document.querySelector('.openVideo').addEventListener('click',fullscreenVideo);
var elem = document.getElementById("minimizedVideo");
function fullscreenVideo() {
if (elem.requestFullscreen) {
elem.requestFullscreen();
}
else if (elem.mozRequestFullScreen) {
elem.mozRequestFullScreen();
}
else if (elem.webkitRequestFullscreen) {
elem.webkitRequestFullscreen();
}
else if (elem.msRequestFullscreen) {
elem.msRequestFullscreen();
}
}
</script>
</body>
</html>
コードのポイント
このコードの重要なポイントは以下の通りです。
- requestFullscreen()メソッド: 指定した要素を全画面表示にする標準的なメソッドです。ここでは動画要素に対して呼び出しています。
- ベンダープレフィックスへの対応: 古いブラウザ向けに、「moz」(Firefox)、「webkit」(Chrome・Safari)、「ms」(旧Edge・IE)といった各ブラウザ固有のメソッドも条件分岐でカバーしています。
- イベントリスナー: ボタンのクリックイベントに関数を登録することで、ユーザーの操作に合わせて全画面表示を開始できるようにしています。
なお、最近のモダンブラウザでは標準仕様のrequestFullscreen()が広くサポートされているため、ベンダープレフィックスの分岐は不要になるケースが増えています。
実行結果
上記のコードを実行すると、まず次のような画面が表示されます。

「Open Video in Fullscreen Mode」ボタンをクリックすると、動画が全画面モードで開きます。

全画面を解除したい場合は、Escキーを押すか、画面上に表示される終了ボタンを使用してください。
まとめ
JavaScriptでフルスクリーン表示を実装するには、Fullscreen APIのrequestFullscreen()メソッドを使用します。ブラウザごとの差異に対応するため、古い環境向けにはベンダープレフィックス付きのメソッドを組み合わせると安心です。動画プレーヤーやスライドショーなど、没入感のあるUIを作りたい場面でぜひ活用してみてください。
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