JavaScriptで引数(arguments)にtypeofを使う方法をわかりやすく解説
JavaScriptには、関数に渡された引数をすべて格納するargumentsオブジェクトが用意されています。これはすべての関数内で自動的に利用できる特別な変数で、仮引数として宣言していなくても、渡された値にアクセスできます。
例えば、関数に2つの引数が渡された場合、次のようにインデックス番号を使ってそれぞれの値を参照できます。
arguments[0] arguments[1]
このようにして取得した引数に対して、typeof演算子を組み合わせて使うことも可能です。まずは、typeof演算子の基本的な使い方から確認していきましょう。
typeof演算子とは
typeofは単項演算子の一種で、オペランド(評価対象の値)の直前に置いて使用します。オペランドは文字列・数値・オブジェクトなど、どんな型の値でも構いません。評価結果として、その値の型を表す文字列("number"、"string"、"object"など)が返されます。
使用例
次のコードは、typeof演算子を使って変数の型を判定し、結果を画面に出力する基本的な実装例です。
<html>
<body>
<script>
var a = 20;
var b = "String";
var linebreak = "<br />";
result = (typeof b == "string" ? "B is String" : "B is Numeric");
document.write("Result => ");
document.write(result);
document.write(linebreak);
result = (typeof a == "string" ? "A is String" : "A is Numeric");
document.write("Result => ");
document.write(result);
document.write(linebreak);
</script>
</body>
</html>
この例では、三項演算子と組み合わせることで、変数bが文字列型なら「B is String」、そうでなければ「B is Numeric」と表示され、同様に変数aについても型の判定結果が出力されます。
argumentsに対してtypeofを使う方法
それでは本題の、typeofを引数(arguments)と組み合わせて使う方法を見ていきましょう。
argumentsそのものは「配列のようなオブジェクト(array-like object)」であるため、typeof argumentsと記述すると、戻り値は"object"になります。
document.write(typeof arguments); // 結果:object
一方、個々の引数に対してtypeofを使いたい場合は、インデックスを指定します。例えば2つの引数が渡されている関数では、次のように書くことで、それぞれの引数の型を取得できます。
document.write(typeof arguments[0]); document.write(typeof arguments[1]);
このコードでは、arguments[0]やarguments[1]に格納された実際の値の型("number"、"string"など)が返されます。typeofはあくまで「引数そのもの」ではなく「引数の中身」を評価する点に注意しましょう。
まとめ
argumentsは関数に渡された引数を保持するオブジェクトで、typeof argumentsは"object"を返す。- 個別の引数の型を調べたい場合は、
typeof arguments[0]のようにインデックスを指定する。 typeofは単項演算子であり、任意の型の値に対して使用できる。
この仕組みを理解しておくと、可変長の引数を受け取る関数で、渡された値の型に応じて処理を分岐させるといった柔軟な実装が可能になります。
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