JavaScriptのfill()メソッドの使い方!配列を任意の値で埋める方法
JavaScriptのfill()メソッドとは?
JavaScriptのfill()メソッドは、配列の要素を指定した静的な値で一括して埋めるためのメソッドです。開始インデックスと終了インデックスを指定すれば、配列の一部だけを上書きすることもできます。
なお、fill()は元の配列そのものを書き換える(破壊的な)メソッドであり、戻り値として変更後の配列が返される点に注意してください。
fill()メソッドの基本構文
array.fill(val, start, end)
各引数の意味は次のとおりです。
- val:配列に埋める値
- start:埋め込みを開始するインデックス(省略可、初期値は0)
- end:埋め込みを終了するインデックス(省略可、初期値は配列の長さ。このインデックス自体は範囲に含まれません)
それでは、実際にJavaScriptでfill()メソッドを使ってみましょう。
例1:数値の配列をfill()で埋める
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<h2>Ranking Points</h2>
<button onclick="display()">Fill</button>
<p id="demo"></p>
<script>
var pointsArr = [50, 100, 200, 300, 400, 500, 600];
document.getElementById("demo").innerHTML = pointsArr;
function display() {
document.getElementById("demo").innerHTML = pointsArr.fill(1000);
}
</script>
</body>
</html>このコードでは、7つの数値を格納した配列「pointsArr」を画面に表示し、「Fill」ボタンをクリックするとfill(1000)が実行されて、すべての要素が1000で上書きされます。
実行結果

「Fill」ボタンをクリックすると、配列の全要素が次のように1000で埋められます。

例2:文字列の配列をfill()で埋める
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<h2>Student Name</h2>
<button onclick="display()">Fill</button>
<p id="demo"></p>
<script>
var stdName = ["John", "Tom", "David"];
document.getElementById("demo").innerHTML = stdName;
function display() {
document.getElementById("demo").innerHTML = stdName.fill("Jacob");
}
</script>
</body>
</html>fill()メソッドは数値だけでなく、文字列の配列に対しても同様に使えます。ここでは、3人の生徒名が入った配列「stdName」の全要素を「Jacob」で上書きしています。
実行結果

「Fill」ボタンをクリックすると、配列の要素が次のようにすべて「Jacob」に置き換わります。

まとめ
fill()メソッドを使えば、配列の全要素または指定範囲の要素を、任意の値で簡単にまとめて置き換えることができます。startとendを組み合わせれば部分上書きも可能なため、配列の初期化や値のリセットなど、さまざまな場面で活用できる便利なメソッドです。
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