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JavaScriptのTypedArray.filter()メソッドの使い方とサンプルコード解説

JavaScriptのTypedArray(型付き配列)が持つfilter()メソッドは、配列内のすべての要素に対して指定されたテスト関数を実行し、その条件を満たす(trueを返す)要素だけを集めて新しい配列を作成するメソッドです。元の配列は変更されず、条件に合致しない要素は除外されます。

基本構文

filter()メソッドの構文は以下のとおりです。

typedArray.filter(コールバック関数)

コールバック関数には、(element, index, array) の3つの引数が渡されます。elementは現在処理中の要素、indexはそのインデックス番号、arrayは元の配列を表します。

戻り値

テストに合格した要素だけで構成される新しいTypedArrayが返されます。条件を満たす要素が1つもない場合は、空の配列が返ります。

サンプルコード

次の例では、Int32Arrayで作成した型付き配列から「35より大きい値」の要素だけを抽出しています。

<html>
<head>
  <title>JavaScript TypedArray filter メソッド</title>
</head>
<body>
  <script type="text/javascript">
    var int32View = new Int32Array([64, 89, 65, 21, 14, 66, 87, 55]);
    document.write("型付き配列の内容: " + int32View);
    document.write("<br>");
    function testResult(element, index, array) {
      var ele = element > 35;
      return ele;
    }
    result = int32View.filter(testResult);
    document.write("35より大きい要素: " + result);
  </script>
</body>
</html>

実行結果

Contents of the typed array: 64,89,65,21,14,66,87,55
Elements that are greater than 35: 64,89,65,66,87,55

この例では、各要素が「35より大きいかどうか」を判定する testResult 関数をfilter()に渡しています。その結果、21と14という条件を満たさない要素が除外され、64、89、65、66、87、55という6つの要素だけを含む新しい配列が生成されています。

通常のArrayオブジェクトのfilter()と動作はほぼ同じですが、TypedArrayの場合は同じ種類の型付き配列が返される点が特徴です。特定の条件でデータを絞り込みたい場合に、簡潔かつ効率的に処理できる便利なメソッドなので、ぜひ活用してみてください。

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