JavaScriptで非同期呼び出しの応答(結果)を返す方法を徹底解説
はじめに:非同期処理の結果を受け取るには?
JavaScriptには、非同期呼び出しから応答(結果)を受け取る方法が複数存在します。まず、問題の本質を整理してみましょう。
たとえば、fooという非同期関数があり、しばらく時間が経ってからデータを返すとします。このとき、結果を受け取る方法は主に2つあります。
- コールバック方式: 準備ができた時点で実行されるコールバック関数を引数として渡す
- Promise方式: 非同期処理の完了を表すPromiseオブジェクトを返す
方法1:コールバック関数を使う
例として、setTimeout関数はコールバックを受け取り、指定した時間の経過後にそれを実行します。コールバック方式を採用する場合、次のように関数を渡します。
サンプルコード
function myFunc(cb) {
setTimeout(() => cb(100), 1000);
}
myFunc((a) => console.log(a));出力結果
100
このコードでは、setTimeoutにコールバックを渡しており、1000ミリ秒(1秒)後に実行されます。その内部の関数が実行されると、値100とともに引数で渡されたコールバック(cb)が呼び出され、コンソールに出力される仕組みです。
方法2:Promiseを使う
同じことはPromiseを使っても実現できます。非同期処理をPromiseでラップし、関数の戻り値でPromiseをresolveします。その後、thenメソッドをチェーンすることで、非同期処理の結果を受け取るコールバックを登録できます。
サンプルコード
new Promise(resolve => setTimeout(() => resolve(100), 1000))
.then(console.log);出力結果
100
この例では、1秒後にresolve(100)が呼ばれ、Promiseが履行(fulfilled)されたタイミングでthenに登録したconsole.logが実行されます。
補足:async/awaitでさらに読みやすく
近年のモダンなJavaScriptでは、async/await構文を使うことで、Promiseベースの非同期処理を同期的なコードのように直感的に記述できます。
async function main() {
const result = await new Promise(resolve => setTimeout(() => resolve(100), 1000));
console.log(result);
}
main(); // 100awaitを使うことで、Promiseの解決を待ってから次の行を実行できるため、ネストが深くなりがちなコールバックやthenチェーンよりも可読性が向上します。
まとめ
- 非同期処理の結果を受け取るには「コールバック」と「Promise」の2つの方法がある
- コールバックはシンプルだが、ネストが深くなりやすい(コールバック地獄)
- Promiseは
thenチェーンで処理をつなげられ、エラーハンドリングも容易 - モダンなコードでは
async/awaitを組み合わせるのが主流
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