JavaScriptで配列からfalsyな値を削除する方法【_.compact()の使い方】
JavaScriptのライブラリ underscore.js には、配列からすべてのfalsyな値を取り除くための _.compact() メソッドが用意されています。ここでいうfalsyな値とは、NaN、undefined、空文字列("")、false、0 のことです。このメソッドは、falsyな値がすべて除去された新しい配列を返します。元の配列は変更されないため、安全に利用できます。
構文
_.compact( array );
引数として配列を1つ受け取り、falsyな値が取り除かれた新しい配列を戻り値として返します。
使用例
次の例では、配列に含まれる NaN、false、空文字列、undefined がすべて除去され、有効な値だけが出力されます。
<html>
<body>
<script type="text/javascript" src="//cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/lodash.js/0.10.0/lodash.min.js"></script>
</head>
<body>
<script>
document.write(_.compact(["zero", 1, NaN, false, 2, '', 3, undefined]));
</script>
</body>
</html>
出力
zero,1,2,3
なお、falsyな値が引用符(" ")で囲まれている場合、それは文字列として扱われるため、falsyな値とは見なされません。
次の例では、0 が引用符で囲まれた文字列 "0" として配列に含まれているため、falsyな値として除去されず、そのまま出力に表示されます。同様に 'NaN' も文字列なので除去されません。
使用例
<html>
<body>
<script type="text/javascript" src="//cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/lodash.js/0.10.0/lodash.min.js"></script>
</head>
<body>
<script>
document.write(_.compact(["0", 1, 'NaN', false, 2, '', 3, undefined]));
</script>
</body>
</html>
出力
0,1,NaN,2,3
補足:ライブラリを使わない方法
外部ライブラリを使用せず、標準の Array.prototype.filter() メソッドと Boolean コンストラクタを組み合わせることでも、同じ結果を得られます。
const arr = ["zero", 1, NaN, false, 2, '', 3, undefined]; const result = arr.filter(Boolean); console.log(result); // ["zero", 1, 2, 3]
モダンなJavaScript開発では、この filter(Boolean) の書き方が広く使われています。状況に応じて使い分けるとよいでしょう。
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