JavaScriptの加算代入演算子(+=)とは?基本から実例まで詳しく解説
JavaScriptには、コードをより簡潔に書くための便利な演算子が多数用意されています。その中でも「加算代入演算子(+=)」は、変数に値を加算しながら代入を同時に行える演算子です。短いコードではその効果を実感しにくいかもしれませんが、長いコードや繰り返し処理が多い場面では、その存在感は無視できません。
加算代入演算子(+=)とは
「+=」は、加算(+)と代入(=)を1つの演算子にまとめたものです。次の2つのコードは、まったく同じ意味になります。
// 通常の書き方 tot = tot + a[i]; // 加算代入演算子を使った書き方 tot += a[i];
このように「+=」を使うことで、変数名の重複を避けられ、コードがすっきりと読みやすくなります。特にループ処理で合計値を求める場合などに頻繁に活用されます。
使用例:配列の合計値を求める
以下の例では、配列内の数値を「+=」を使って順番に加算し、合計値を求めています。
サンプルコード
<html>
<body>
<script>
var tot = 0;
var a = [1, 45, 78, 9, 78, 40];
for (var i = 0; i < a.length; i++) {
tot += a[i];
}
document.write(tot);
</script>
</body>
</html>
実行結果
251
コードの解説
このコードの処理の流れは以下のとおりです。
1. 変数 tot を 0 で初期化します。
2. 配列 a の要素を、for文を使って先頭から順に取り出します。
3. 「tot += a[i]」によって、取り出した要素の値が tot に加算されていきます。
4. ループが終わった時点で、tot には配列内の全要素の合計「251」が格納されます。
まとめ
加算代入演算子(+=)は、「変数 = 変数 + 値」という記述を「変数 += 値」に短縮できる便利な演算子です。コードの可読性が向上し、入力ミスも減らせるため、JavaScriptだけでなく多くのプログラミング言語で広く使われています。同様に、減算(-=)、乗算(*=)、除算(/=)などの代入演算子もあるので、あわせて覚えておくとよいでしょう。
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