JavaScriptのDate.setMinutes()メソッドの使い方とサンプルコード
Dateオブジェクトとは
Dateオブジェクトは、JavaScriptに組み込まれているデータ型の一つで、日付や時刻を扱うために使用されます。Dateオブジェクトは、次のように new Date() コンストラクタを使って生成します。
var dateObj = new Date();
Dateオブジェクトを作成すると、さまざまなメソッドを使ってその値を操作できるようになります。ほとんどのメソッドは、ローカル時刻またはUTC(協定世界時・GMT)のいずれかを基準として、年、月、日、時、分、秒、ミリ秒といった各フィールドの取得や設定を行うためのものです。
setMinutes() メソッドは、分を表す整数を受け取り、現在の日付オブジェクトが持つ「分」の値をその値で置き換えます。
構文
setMinutes() の基本的な構文は以下のとおりです。
dateObj.setMinutes(minutesValue[, secondsValue[, msValue]]);
- minutesValue: 分を表す0〜59の整数(必須)
- secondsValue: 秒を表す0〜59の整数(省略可能)
- msValue: ミリ秒を表す0〜999の整数(省略可能)
なお、指定した値が範囲外の場合でもエラーにはならず、日付全体が自動的に繰り上げ・繰り下げされる点にも注意してください。
使用例1:既存の日付の「分」を変更する
まず、既に作成済みのDateオブジェクトに対してsetMinutes()を呼び出し、「分」の値を上書きする基本的な例を見てみましょう。
<html>
<head>
<title>JavaScript Example</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
var dateObj = new Date('september 26, 89 5:4:25:96');
document.write("Current date: "+dateObj.toUTCString());
document.write("<br>");
dateObj.setMinutes(12);
document.write("Date after setting the minutes: "+dateObj.toUTCString());
</script>
</body>
</html>
出力結果
Current date: Mon, 25 Sep 1989 23:34:25 GMT Date after setting the minutes: Mon, 25 Sep 1989 23:42:25 GMT
このように、元々「34分」だった部分がsetMinutes(12)によって「42分」に置き換えられていることが確認できます。
使用例2:日付のみを指定して作成したオブジェクトに分を設定する
Dateオブジェクトの作成時に時刻(分)を指定しなかった場合でも、後からsetMinutes()を使って分を設定することが可能です。
<html>
<head>
<title>JavaScript Example</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
var dateObj = new Date('september 26, 1989');
dateObj.setMinutes(15);
document.write(dateObj.toString());
</script>
</body>
</html>
出力結果
Tue Sep 26 1989 00:15:00 GMT+0530 (India Standard Time)
日付だけを指定して作成した場合、時刻はデフォルトで0時0分になりますが、setMinutes(15)を実行することで「15分」に更新されています。
使用例3:引数なしで作成した現在日時に分を設定する
コンストラクタに何も引数を渡さずにDateオブジェクトを作成した場合でも、このメソッドを使えば「分」を設定できます。年、月、日などの他の値は現在の日付・時刻のまま維持されます。
<html> <head> <title>JavaScript Example</title> </head> <body> <script type="text/javascript"> var dateObj = new Date(); dateObj.setMinutes(15); document.write(dateObj.toString()); </script> </body> </html>
出力結果
Thu Oct 18 2018 22:15:48 GMT+0530 (India Standard Time)
現在時刻が「22:48」だったところ、「分」だけが「22:15」に書き換えられ、時・秒などはそのまま保持されていることがわかります。
まとめ
setMinutes()は、Dateオブジェクトの「分」だけをピンポイントで変更したいときに便利なメソッドです。第2引数・第3引数を使えば秒やミリ秒も同時に設定できるため、時刻の細かい調整が必要な場面で活用しましょう。類似のメソッドとして、時を設定するsetHours()、秒を設定するsetSeconds()なども合わせて覚えておくと良いでしょう。
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