JavaScriptのDate.setUTCMonth()メソッドとは?構文と使い方を実例付きで解説
Dateオブジェクトは、JavaScriptに組み込まれているデータ型の一つです。Dateオブジェクトは、次のように new Date() を使って生成します。
Dateオブジェクトを生成すると、多数のメソッドを使ってそのオブジェクトを操作できます。ほとんどのメソッドは、ローカル時間またはUTC(協定世界時/GMT)のいずれかの時刻基準で、年・月・日・時・分・秒・ミリ秒の各フィールドを取得・設定するためのものです。
setUTCMonth()メソッドは、年の月を表す整数を受け取り、UTC(協定世界時)に基づいて現在の日付の「月」の値を置き換えます。月の値は0が1月を表し、以降は11が12月に対応します。
構文
setUTCMonth()メソッドの構文は次のとおりです。
dateObj.setUTCMonth(monthValue);
パラメータ
- monthValue:月を表す0〜11の整数(0=1月、1=2月、…、11=12月)。範囲外の値を指定すると、日付が自動的に繰り越されます。
- dayValue(省略可):日を表す1〜31の整数。省略した場合は、現在の日付の値がそのまま使われます。
使用例1:月の値を変更する
次の例では、setUTCMonth()を使って、既存のDateオブジェクトの月を「9月」から「7月」へ変更しています。
<html>
<head>
<title>JavaScript Example</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
var dateObj = new Date('september 26, 89 12:4:25:96');
document.write('現在の日付:' + dateObj.toUTCString());
document.write('<br>');
dateObj.setUTCMonth(6);
document.write('新しい月を設定した後の日付:' + dateObj.toUTCString());
</script>
</body>
</html>
出力
現在の日付:Tue, 26 Sep 1989 06:34:25 GMT 新しい月を設定した後の日付:Wed, 26 Jul 1989 06:34:25 GMT
使用例2:月を指定せずにDateオブジェクトを作成した場合
Dateオブジェクトの作成時に月を指定していなくても、後からsetUTCMonth()メソッドを使って月を設定できます。この場合、日・年・時刻などの他の値は元のまま維持されます。
<html>
<head>
<title>JavaScript Example</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
var dateObj = new Date('1989 5:4:25:96');
dateObj.setUTCMonth(8);
document.write(dateObj.toString());
</script>
</body>
</html>
出力
Fri Sep 01 1989 05:04:25 GMT+0530 (India Standard Time)
この例では、コンストラクタに年と時刻しか渡していないため、日は既定値の「1日」となり、setUTCMonth(8)によって9月に設定されています。
使用例3:引数なしでDateオブジェクトを作成した場合
同様に、コンストラクタに何も値を渡さずにDateオブジェクトを生成した場合でも、setUTCMonth()で月を設定できます。このとき、日・年・時刻などの他の値は、現在の日付(および時刻)のまま維持されます。
<html> <head> <title>JavaScript Example</title> </head> <body> <script type="text/javascript"> var dateObj = new Date(); dateObj.setUTCMonth(8); document.write(dateObj.toString()); </script> </body> </html>
出力
Tue Sep 18 2018 22:13:48 GMT+0530 (India Standard Time)
まとめ
setUTCMonth()は、UTC(協定世界時)を基準にDateオブジェクトの月を設定できるメソッドです。月の値が0始まり(0=1月〜11=12月)である点にさえ注意すれば、日付の月だけを簡単かつ柔軟に変更できます。
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