JavaScriptで配列の特定の位置に要素を挿入する方法
配列内の指定した位置に要素を追加したい場面はよくあります。しかし、JavaScriptにはそのための機能が標準では用意されていません。そこで、独自の関数を作成する必要があります。この関数をArray.prototypeに追加すれば、すべての配列オブジェクトから直接呼び出せるようになります。
insertメソッドを自作する
Array.prototype.insert = function(data, position) {
if (position >= this.length) {
this.push(data); // 配列の長さ以上なら末尾に追加
} else if (position <= 0) {
this.unshift(data); // 0以下なら先頭に追加
} else { // 指定位置以降の要素をひとつずつ右へずらす
for (let i = this.length; i >= position; i--) {
this[i] = this[i - 1];
}
this[position] = data;
}
}
let arr = [1, 2, 3, 4];
arr.insert(-1, 2);
console.log(arr);
実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
[1, 2, -1, 3, 4]
このように定義しておけば、作成したすべての配列オブジェクトでinsertメソッドが使えるようになります。
spliceメソッドを使う方法
要素の挿入には、標準で用意されているspliceメソッドを利用することもできます。プロトタイプを拡張せずに済むため、多くの場合はこちらの方法が推奨されます。
var months = ['Jan', 'March', 'April', 'June'];
months.splice(1, 0, 'Feb');
console.log(months);
実行結果
このコードを実行すると、次の出力が得られます。
['Jan', 'Feb', 'March', 'April', 'June']
spliceメソッドの引数について
第1引数は、要素を削除または挿入する開始位置(インデックス)です。第2引数は削除する要素の数で、0を指定すれば既存の要素は一切削除されません。そして第3引数以降には、その位置に挿入したい値を順番に指定します。
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