flex-flow: column wrapを設定したフレックスコンテナの幅と余白の問題を解決する方法
CSS Flexboxでは、高さを指定したコンテナの中で子要素を縦方向(column)に折り返して配置することができます。しかし、flex-flow: column wrap を指定した際、特にGoogle Chromeでは子要素とコンテナ上部のボーダーの間に意図しない余白が自動的に挿入されることがあります。この記事では、その原因と簡単な解決策を、実際のコード例とともに解説します。
flex-flowで列ラップを設定する方法
子要素を列方向に並べ、コンテナの高さを超えたら次の列へ折り返すには、以下のプロパティを指定します。
-webkit-flex-flow: column wrap; flex-flow: column wrap;
Chromeで起こる余白の問題とその対策
上記の設定を行うと、Chromeではdiv要素とボーダー上端の間に自動的にスペースが追加されることがあります。この自動的な余白を避けたい場合は、子要素に以下のスタイルを指定します。
margin-bottom: 100%;
この1行を加えることで、各アイテムが上方向へ移動し、不要な隙間を解消できます。
実装サンプルコード
以下は、実際に動作する完全なサンプルです。まずCSSから見ていきましょう。コメント付きでポイントを説明しています。
.flex-container {
position: fixed;
height: 80%; /* フレックスコンテナの高さを80%に設定 */
padding: 1px;
margin: 1px; /* マージンを1pxに設定 */
list-style: none;
border: 7px solid red; /* ボーダーを赤の実線に設定 */
display: -webkit-box;
display: -moz-box;
display: -ms-flexbox;
display: -webkit-flex;
display: flex; /* 各種ブラウザに対応したフレックス表示 */
-webkit-flex-flow: column wrap;
flex-flow: column wrap;
justify-content: flex-start;
align-content: flex-start;
align-items: flex-start;
}
/* 要素を視認しやすくするためのスタイル */
body {
margin: 0;
padding: 0;
}
.flex-item {
background: tomato;
padding: 5px;
width: 100px;
height: 100px;
margin-bottom: 100%; /* 余白の自動挿入を防ぐ重要な指定 */
line-height: 150px;
color: white;
font-weight: bold;
font-size: 3em;
text-align: center;
}
続いて、HTMLマークアップです。ulリストの各項目がフレックスアイテムとして配置されます。
<ul class="flex-container">
<li class="flex-item">1</li>
<li class="flex-item">2</li>
<li class="flex-item">3</li>
<li class="flex-item">4</li>
<li class="flex-item">5</li>
<li class="flex-item">6</li>
</ul>
まとめ
- flex-flow: column wrap を指定すると、子要素を縦方向に折り返して配置できる。
- Chromeでは子要素とボーダーの間に自動的な余白が挿入されることがある。
- 子要素に margin-bottom: 100% を指定することで余白を解消できる。
- 古いブラウザへの対応には、ベンダープレフィックス付きのdisplayプロパティを併記しておくと安心。
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