IBM WorklightとPhoneGapの違いは?HTMLアプリ開発にWorklightが選ばれる理由
IBM WorklightとPhoneGap、それぞれの役割とは
IBM Worklightは、モバイルアプリ開発のためのフルプラットフォームです。単なるライブラリではなく、開発からテスト、運用までを一貫してサポートする統合環境を提供しており、PhoneGapだけでは実現できない多くの重要な機能を備えています。
一方、PhoneGap(現Apache Cordova)はAdobe Systemsが提供するソフトウェア開発フレームワークで、モバイルアプリケーションの開発に利用されます。PhoneGapを使えば、iOSやAndroidなどのネイティブプログラミング言語を習得する必要はなく、HTML・CSS・JavaScriptといったWeb開発の知識だけでアプリを作成できます。生成されたアプリは、iOS、Android、BlackBerry、Windows Mobileなど、主要なモバイルOS向けに展開可能です。
両者に共通するHTML5・CSS対応
PhoneGapライブラリとIBM Worklightは、どちらもHTML5およびCSSをサポートしています。そのため、「最終的にHTMLでアプリを作るならPhoneGapで十分では?」という疑問が生まれるのも自然なことです。
Worklightを選ぶべき理由
しかし、IBM WorklightにはPhoneGapにはない強力な開発支援機能が含まれています。代表的なものが以下の2つです。
- モバイルブラウザーシミュレーター: 実機を用意しなくても、複数のデバイス環境での動作確認が可能になり、開発効率が大幅に向上します。
- WYSIWYGエディター: コードを直接書かずとも視覚的にUIを設計できるため、デザイン作業のスピードと精度が高まります。
まとめ
PhoneGapはクロスプラットフォーム対応のアプリを手軽に作れる優れたフレームワークですが、IBM Worklightはそれを包含しつつ、シミュレーターやWYSIWYGエディターなどエンタープライズレベルの開発環境を丸ごと提供するプラットフォームです。本格的なモバイルアプリ開発を行うなら、Worklightを採用する価値は十分にあるといえます。
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