JavaScriptのRegExp ignoreCaseプロパティとは?役割と使い方を解説
ignoreCaseプロパティとは
ignoreCaseは、RegExp(正規表現)オブジェクトが持つ読み取り専用の真偽値(boolean)プロパティです。このプロパティは、その正規表現が大文字と小文字を区別せずにマッチングを行うかどうか、つまり正規表現が「i」フラグ付きで作成されているかどうかを示します。
「i」フラグを指定して正規表現を作成した場合、ignoreCaseは true を返し、フラグを指定しなかった場合は false を返します。読み取り専用のため、コードから直接値を変更することはできません。
主なポイント
trueの場合:大文字・小文字を区別せずにマッチングを行うfalseの場合:大文字・小文字を区別してマッチングを行う- 値は「
i」フラグの有無によって自動的に決定される
サンプルコード
以下のコードを実行すると、ignoreCaseプロパティの動作を確認できます。
<html>
<head>
<title>JavaScript RegExp ignoreCase Property</title>
</head>
<body>
<script>
var re = new RegExp( "string" );
if ( re.ignoreCase ) {
document.write("Test1-ignoreCase property is set");
} else {
document.write("Test1-ignoreCase property is not set");
}
re = new RegExp( "string", "i" );
if ( re.ignoreCase ) {
document.write("<br/>Test2-ignoreCase property is set");
} else {
document.write("<br/>Test2-ignoreCase property is not set");
}
</script>
</body>
</html>実行結果
Test1-ignoreCase property is not set Test2-ignoreCase property is set
1つ目の正規表現はフラグなしで作成されているため false、2つ目は「i」フラグ付きで作成されているため true となっていることがわかります。
補足:リテラル記法でも同じように使える
正規表現リテラルを使っても同様に確認できます。
const re = /string/i; console.log(re.ignoreCase); // true
このように、ignoreCaseプロパティを参照すれば、任意の正規表現が大文字・小文字を区別しない設定になっているかを簡単に判定できます。
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