JavaScriptのlastIndexプロパティとは?RegExpでの役割と使い方を解説
lastIndexプロパティとは
JavaScriptのlastIndexは、RegExp(正規表現)オブジェクトが持つ特別なプロパティです。exec()やtest()といったメソッドを繰り返し呼び出すことで、文字列内のすべてのマッチ箇所を順番に走査できるようにするための仕組みです。
重要なポイントとして、このプロパティが機能するのは「g」(グローバル)フラグが設定されている場合のみです。gフラグがない正規表現では、毎回文字列の先頭から検索が行われるため、lastIndexは意味を持ちません。
主な特徴
- 読み書き可能: 任意のタイミングで値を設定でき、次の検索を開始する文字列内の位置を明示的に指定できます。
- 自動リセット:
exec()やtest()がマッチを見つけられなかった場合、lastIndexは自動的に0に戻されます。
サンプルコード
以下のコードを実行すると、JavaScriptにおけるlastIndexプロパティの動作を確認できます。
<html>
<head>
<title>JavaScript RegExp lastIndex Property</title>
</head>
<body>
<script>
var str = "JavaScript is an interesting scripting language";
var re = new RegExp( "script", "g" );
re.test(str);
document.write("Test 1 - Current Index: " + re.lastIndex);
re.test(str);
document.write("<br />Test 2 - Current Index: " + re.lastIndex);
</script>
</body>
</html>実行結果の解説
この例では、対象文字列「JavaScript is an interesting scripting language」に対して、gフラグ付きの正規表現/script/gでtest()を2回呼び出しています。
- 1回目のtest(): 「script」という単語が見つかり、lastIndexにはそのマッチ終了直後の位置(インデックス14)が記録されます。
- 2回目のtest(): 前回のlastIndex以降から検索が再開され、次のマッチが見つかると、その位置にlastIndexが更新されます。
このようにlastIndexを参照することで、ループ処理と組み合わせて文字列中の全マッチ箇所を効率的に取得することが可能になります。マッチがこれ以上存在しなくなると、メソッドはfalseを返し、lastIndexは0にリセットされます。
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