JavaScriptのvoid・eval()・Functionコンストラクターの違いをわかりやすく解説
voidキーワードとは
voidはJavaScriptにおける重要なキーワードの一つで、単項演算子として機能します。オペランド(被演算子)の前に置かれ、そのオペランドには任意の型を指定できます。この演算子は、式を評価するものの、値を返さないことを示します。
voidの構文は、以下のいずれかの形式で記述できます。
<head>
<script>
<!--
void func()
javascript:void func()
または:
void(func())
javascript:void(func())
//-->
</script>
</head>
eval()関数とは
JavaScriptのeval()関数は、引数として渡された文字列をJavaScriptのコードとして実行します。ただし、eval()を使用するとコードの実行速度が低下するというデメリットがあります。また、実行スコープが異なるため、セキュリティ上のリスクも伴う点に注意が必要です。
使用例
eval()関数の実装方法は以下のとおりです。
<html>
<body>
<script>
var a = 30;
var b = 12;
var res1 = eval("a * b") + "<br>";
var res2 = eval("5 + 10") + "<br>";
document.write(res1);
document.write(res2);
</script>
</body>
</html>
実行結果
360 15
Functionコンストラクターとは
JavaScriptのFunction()コンストラクターは、新しい関数オブジェクトを生成するために使用されます。この方法で作成された関数は、生成されるタイミングで解析(パース)されます。
使用例
Function()コンストラクターの使い方は、以下のコードで確認できます。
<html>
<body>
<script>
var num = new Function('p', 'q', 'r', 'return p * q * r');
document.write("掛け算の結果: " + num(5, 2, 9));
</script>
</body>
</html>
実行結果
掛け算の結果: 90
このように、voidは値を返さない式の評価、eval()は文字列として渡されたコードの動的な実行、Functionコンストラクターは文字列から関数オブジェクトの生成と、それぞれ異なる用途で使用されます。eval()とFunctionコンストラクターは、セキュリティやパフォーマンスの観点から使用を避けるべき場面も多いため、実際の開発では注意して扱いましょう。
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