「型なし」と「動的型付け」プログラミング言語の違いを徹底解説
動的型付け言語とは
動的型付け言語とは、型が実行時の値に紐づけられる言語のことです。そのため、コードを書くたびに型を明示的に指定する必要がありません。名前の通り、変数の型は「動的」であり、一度ある型の値を代入した後でも、後から別の型の値に変更することが可能です。
代表的な動的型付け言語には、Python、Perl、Rubyなどがあります。
型なし言語とは
型なし言語(動的型付け言語とも呼ばれます)は、変数の型を事前に定義することを強制しないプログラミング言語です。
JavaScriptは型なし言語の代表例です。これは、JavaScriptの変数がどのようなデータ型の値でも保持できることを意味します。JavaScriptで変数を宣言するには、varキーワードを使用します。値が数値であっても文字列であっても、宣言の方法は同じです。
以下は、JavaScriptで数値を宣言する例です。
var points = 100; var rank = 5;
モダンJavaScriptでの変数宣言
なお、ES2015以降のモダンJavaScriptでは、varに加えてletとconstというキーワードも利用できます。letは再代入が可能な変数を、constは再代入できない定数を宣言する際に使われます。現在の開発現場では、意図しない再代入を防げることから、constとletを使うのが一般的になっています。
const name = "Taro"; let score = 80;
両者の関係と使い分けのポイント
厳密に言えば、「動的型付け」は型の判定が実行時に行われる仕組みを指す用語であり、「型なし」は型システムを実質持たない言語を指す用語です。しかし実際の開発の場面では、この二つの用語はほぼ同じ意味で使われることが多く、いずれも「変数宣言時に型を指定しなくてよい言語」を表しています。
これに対して、JavaやC++のように変数の型を事前に宣言しなければならない言語は「静的型付け言語」と呼ばれます。静的型付け言語はコンパイル時に型エラーを検出できる一方、動的型付け・型なし言語は柔軟で手軽にコードを書ける点が大きな魅力です。
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