Pythonオブジェクトのソースコードを取得する方法(inspect.getsourceの使い方)
Pythonでは、標準ライブラリのinspectモジュールに含まれるgetsource()メソッドを使うことで、関数やクラスなどのオブジェクトのソースコードを簡単に取得できます。
inspect.getsource(object)
getsource()メソッドの概要
inspect.getsource()は、指定したオブジェクトのソースコードのテキストを返します。引数には以下のようなオブジェクトを指定できます。
- モジュール
- クラス
- メソッド
- 関数
- トレースバック(traceback)
- フレーム(frame)
- コードオブジェクト
ソースコードは単一の文字列として返されます。なお、ソースコードを取得できない場合にはOSError(旧Python 2ではIOError)が発生します。
ソースコードを取得できないケース
次のような場合には、ソースコードを取得することはできません。
- 関数が文字列やストリームから動的にコンパイルされた場合(例:
exec()やcompile()の使用) - コンパイル済みのファイル(.pycなど)からインポートされた場合
使用例
inspectモジュールをインポートし、定義したクラスのソースコードを取得する具体的な例を見てみましょう。
# baz.py
import inspect
class foo:
def bar(self):
print('Hello')
print(inspect.getsource(foo))実行結果
class foo:
def bar(self):
print('Hello')このように、inspect.getsource()にクラスオブジェクトを渡すだけで、そのクラス全体の定義が文字列として取得できます。デバッグ時のログ出力や、ドキュメント自動生成ツールの開発など、さまざまな場面で活用できる便利な機能です。
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