Pythonの関数からオブジェクトを返す方法をわかりやすく解説
Pythonにおけるreturn文は、関数の実行を終了し、呼び出し元へ値を返すための重要な仕組みです。関数の本来の目的は、入力を受け取って処理を行い、その結果を返すことにあります。
なお、return文が実行されると、たとえそれが関数内の最後の文でなくても、その時点で即座に関数の処理は終了します。この挙動は覚えておくと便利です。
また、値を返す関数は「実りある関数(fruitful functions)」と呼ばれることがあります。これは、単に処理を実行するだけの関数(手続き型の関数)と区別するための呼び方です。
基本的なreturn文の使い方
まずは、2つの数値の合計を返すシンプルな関数の例を見てみましょう。
def sum(a, b):
return a + b
print(sum(5, 16))出力結果
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Pythonでは「ほぼすべて」がオブジェクト
Pythonでは、ほぼすべてのデータがオブジェクトとして扱われます。リスト、辞書(dict)、タプルなどもすべてPythonオブジェクトです。そのため、関数はこれらのオブジェクトをそのまま戻り値として返すことができます。
以下の例では、関数が辞書オブジェクトを作成して返しています。
辞書を返す関数の例
# この関数は辞書を返します
def foo():
d = dict()
d['str'] = "Tutorialspoint"
d['x'] = 50
return d
print(foo())出力結果
{'x': 50, 'str': 'Tutorialspoint'}このように、return文を使えば数値や文字列だけでなく、リスト・タプル・辞書・さらには自作クラスのインスタンスまで、あらゆるオブジェクトを柔軟に返すことができます。複数の値をまとめて返したい場合は、タプルや辞書に格納して返すのが一般的なテクニックです。
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