キャメルケースをスネークケースに変換するPython関数の書き方
プログラミングでは、命名規則の異なるコードを扱う際に、キャメルケース(camelCase)をスネークケース(snake_case)へ変換したい場面がよくあります。この記事では、Pythonの正規表現モジュール re を使った変換関数の実装方法をわかりやすく解説します。
キャメルケースとスネークケースとは
キャメルケースは、各単語の先頭を大文字にしてつなげる記法で、JavaやJavaScriptなどで広く使われています。一方、スネークケースは単語をアンダースコア「_」でつなぐ記法で、PythonではPEP 8によって推奨される標準的な命名スタイルです。
例えば、「JavaBeans」というキャメルケースの文字列は、「java_beans」というスネークケースに変換できます。
変換用のPythonコード
以下が、キャメルケースをスネークケースに変換する関数の実装例です。
import re
def convert(name):
s1 = re.sub('(.)([A-Z][a-z]+)', r'\1_\2', name)
return re.sub('([a-z0-9])([A-Z])', r'\1_\2', s1).lower()
print(convert('JavaBeans'))
print(convert('JavaStrutsSwing'))
実行結果
java_beans
java_struts_swing
コードの仕組み
この関数は、2段階の正規表現置換と小文字化によって変換を実現しています。
- 1回目の置換: パターン
(.)([A-Z][a-z]+)で「任意の1文字の直後に、大文字で始まり小文字が続く部分」を検出し、その間にアンダースコアを挿入します。「JavaBeans」はこの段階で「Java_Beans」になります。 - 2回目の置換: パターン
([a-z0-9])([A-Z])で「小文字または数字の直後に大文字が続く箇所」を検出し、同様にアンダースコアを挿入します。これにより、連続する大文字を含むケースにも対応できます。 - 最後の lower(): 文字列全体を小文字に変換し、スネークケースとして完成させます。
注意点
古いサンプルコードでは print convert(...) というPython 2の構文が使われていることがありますが、Python 3では print(convert(...)) のように括弧で囲む必要があるため、実行環境に合わせて書き方を調整してください。
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