Pythonでオブジェクトが特定の属性を持っているか確認する方法(hasattrの使い方)
Pythonであるオブジェクト obj が特定の属性やプロパティを持っているかどうかを調べたい場合、組み込み関数の hasattr() を使うのが最も簡単な方法です。
hasattr() の基本的な使い方
書式は以下のとおりです。
hasattr(obj, 'attribute')
第一引数に調べたいオブジェクト、第二引数に確認したい属性名を文字列で渡します。属性が存在すれば True、存在しなければ False が返されます。
hasattr() と try/except の使い分け
Pythonでは次のような慣習があります。
- 属性がほぼ確実に存在する場合:直接アクセスし、
try/exceptブロックでAttributeErrorを捕捉する(EAFPスタイル)。 - 属性が存在しない可能性が高い、または存在するか不明な場合:
hasattr()で事前にチェックする方が読みやすく安全です。
サンプルコード
次のコードは、クラス foo が属性 'a' を持っているかどうかを確認する例です。
class foo:
a = 54
def bar(self):
pass
if hasattr(foo, 'a'):
print(foo.a)
else:
print('No such attribute')実行結果
54
この例では foo クラスに属性 a が定義されているため、hasattr() は True を返し、その値 54 が出力されます。もし属性が存在しなければ、「No such attribute」と表示されます。
補足:getattr() を使った代替方法
属性の有無を確認しつつ値も取得したい場合は、デフォルト値を指定できる getattr() を使う方法もあります。
value = getattr(foo, 'a', None)
if value is not None:
print(value)
else:
print('No such attribute')このように getattr(obj, 'attribute', デフォルト値) とすることで、属性が存在しない場合でもエラーにならず、指定したデフォルト値を受け取れます。状況に応じて hasattr() と getattr() を使い分けると、より堅牢で可読性の高いコードになります。
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