【Python入門】calendarモジュールの主要なカレンダー関数まとめ
Pythonのcalendarモジュールとは
Pythonには、カレンダーに関する操作を扱うための標準モジュールcalendarが組み込まれています。年間カレンダーや月別カレンダーの生成、うるう年の判定など、日付に関わる処理をシンプルなコードで実現できるのが特徴です。
本記事では、calendarモジュールの代表的な関数を、サンプルコードと実行結果とともに順番に解説します。なお、各例を実行する際は、冒頭でimport calendarとしてモジュールを読み込んでおく必要があります。
calendar(year, w, l, c)|年間カレンダーを取得する
指定した1年分のカレンダー全体を文字列として返す関数です。引数は次の4つです。
- year:対象となる年
- w:日付1件あたりの表示幅(文字数)
- l:1週間に割り当てる行数
- c:月と月の間の列間隔
コード例
import calendar
print("2014年のカレンダーは以下の通りです:")
print(calendar.calendar(2014, 3, 1, 4))
実行結果(抜粋)
2014
January February March
Mon Tue Wed Thu Fri Sat Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat Sun
1 2 3 4 5 1 2 1 2
6 7 8 9 10 11 12 3 4 5 6 7 8 9 3 4 5 6 7 8 9
13 14 15 16 17 18 19 10 11 12 13 14 15 16 10 11 12 13 14 15 16
20 21 22 23 24 25 26 17 18 19 20 21 22 23 17 18 19 20 21 22 23
27 28 29 30 31 24 25 26 27 28 24 25 26 27 28 29 30
31
(以下、Decemberまで12か月分が表示されます)
firstweekday()|週の開始曜日を確認する
現在設定されている「週の最初の曜日」を整数値で返します。戻り値の0は月曜日を表し、これがデフォルト設定です。
コード例
import calendar
print("週の開始曜日は : ", end="")
print(calendar.firstweekday())
実行結果
週の開始曜日は : 0
isleap(year)|うるう年かどうかを判定する
引数に指定した年がうるう年であればTrue、そうでなければFalseを返します。日数計算や期間処理の分岐によく使われる関数です。
コード例
import calendar
if calendar.isleap(2014):
print("この年はうるう年です")
else:
print("この年はうるう年ではありません")
実行結果
この年はうるう年ではありません
leapdays(year1, year2)|期間内のうるう日の回数を数える
year1からyear2までの範囲に含まれるうるう年の回数を返します。長い期間の日数を正確に計算したい場合に便利です。
コード例
import calendar
print("1950年から2000年までのうるう日の回数は : ", end="")
print(calendar.leapdays(1950, 2000))
実行結果
1950年から2000年までのうるう日の回数は : 12
month(year, month, w, l)|特定の月のカレンダーを取得する
指定した年・月の1か月分のカレンダーを文字列として返します。引数は年、月、日付の表示幅、1週間あたりの行数の4つです。
コード例
import calendar
print("2017年6月のカレンダーは:")
print(calendar.month(2017, 6, 3, 1))
実行結果
June 2017
Mon Tue Wed Thu Fri Sat Sun
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
まとめ
calendarモジュールには、年単位・月単位のカレンダー表示から、うるう年の判定や集計まで、日付処理に役立つ関数が豊富に用意されています。また、テキスト形式だけでなくHTML形式でカレンダーを出力できるHTMLCalendarクラスなど、さらに高度な機能もあります。まずは本記事のコード例を実際に動かしながら、挙動を確かめてみてください。
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