Pythonの辞書get()メソッドの使い方と活用例を徹底解説
Pythonのget()メソッドは、標準ライブラリに含まれるメソッドで、辞書(dict)の要素に安全にアクセスするために使用されます。プログラムを作成していると、辞書に存在しないキーを検索したいケースがよくあります。このような場合、角括弧(インデックス)を使った通常のアクセス方法ではKeyErrorが発生し、プログラムが停止してしまいます。しかし、get()メソッドを使えば、エラーを発生させることなくプログラムを継続して実行できます。
構文
dict.get(key[, value])
第2引数のvalueは省略可能です。キーが存在しない場合に返すデフォルト値を指定できます。省略した場合はNoneが返されます。
使用例
以下の例では、「customer」という辞書を作成し、「Address」と「Distance」をキーとして持たせています。get()メソッドを使わずにキーへアクセスした場合と、get()メソッドを使った場合の違いを確認してみましょう。
customer = {'Address': 'Hawai', 'Distance': 358}
# 角括弧(インデックス)を使って出力
print(customer["Address"])
# get()メソッドを使って出力
print('Address: ', customer.get('Address'))
print('Distance: ', customer.get('Distance'))
# 辞書に存在しないキーへのアクセス
print('Amount: ', customer.get('Amount'))
# 存在しないキーに対してデフォルト値を指定
print('Amount: ', customer.get('Amount', 2050.0))
実行結果
上記のコードを実行すると、以下の結果が出力されます。
Hawai Address: Hawai Distance: 358 Amount: None Amount: 2050.0
このように、get()メソッドでは存在しないキーを指定してもエラーにならず、指定したデフォルト値(指定しない場合はNone)が自動的に返されます。一方、角括弧によるアクセスでは存在しないキーを指定するとKeyErrorが発生するため、キーの有無が不確かな場合はget()メソッドの利用が推奨されます。
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