Pythonによるデータ分析と可視化入門!pandas・matplotlibの使い方を解説
このチュートリアルでは、Pythonのpandasやmatplotlibなどのモジュールを使ったデータ分析と可視化の方法を学びます。Pythonはデータ分析に非常によく適した言語です。まずは以下のコマンドでpandasとmatplotlibをインストールしましょう。
pip install pandas
pip install matplotlib
インストールが完了すると成功メッセージが表示されます。まずpandasについて学び、その後でmatplotlibを見ていきましょう。
pandasとは
pandasはPythonのオープンソースライブラリで、データ分析のための豊富なツールを提供しています。ここでは、データ分析に役立つpandasの主要な機能をいくつか紹介します。
DataFrame(データフレーム)の作成
DataFrameを作成するには、複数の行データが必要です。具体的な作成方法を見てみましょう。
サンプルコード
# pandasパッケージをインポート import pandas as pd # 行データを作成 hafeez = ['Hafeez', 19] aslan = ['Aslan', 21] kareem = ['Kareem', 18] # リストをDataFrameに渡す # 列名もあわせて指定する data_frame = pd.DataFrame([hafeez, aslan, kareem], columns = ['Name', 'Age']) # DataFrameを表示 print(data_frame)
実行結果
上記のプログラムを実行すると、以下のような出力が得られます。
Name Age 0 Hafeez 19 1 Aslan 21 2 Kareem 18
pandasを使ったCSVデータの読み込み
対象のリンクからCSVファイルをダウンロードしてください。CSVファイル内のデータは、カンマ(,)で区切られた行形式で保存されています。pandasを使ってデータを読み込み、活用する方法を見ていきましょう。
サンプルコード
# pandasパッケージをインポート
import pandas as pd
# pd.read_csv()メソッドでデータを読み込む
data = pd.read_csv('CountryData.IND.csv')
# head()メソッドで先頭の5行を表示
print(data.head())
実行結果
上記のプログラムを実行すると、以下のような出力が得られます。

続いて、shape属性を使ってデータの行数と列数を確認してみましょう。
サンプルコード
# pandasパッケージをインポート
import pandas as pd
# pd.read_csv()メソッドでデータを読み込む
data = pd.read_csv('CountryData.IND.csv')
# 行数と列数を表示
print(data.shape)
実行結果
上記のプログラムを実行すると、以下の出力が得られます。
(29, 16)
この例では、29行×16列のデータであることがわかります。さらに、describe()メソッドを使うと、NaN(欠損値)を除外したうえで、平均・標準偏差・最小値・最大値などのさまざまな統計量を一度に計算できます。実際に試してみましょう。
サンプルコード
# pandasパッケージをインポート
import pandas as pd
# pd.read_csv()メソッドでデータを読み込む
data = pd.read_csv('CountryData.IND.csv')
# 各種統計量を表示
print(data.describe())
実行結果
上記のプログラムを実行すると、以下のような統計情報が出力されます。

データのグラフ描画
データからグラフを作成するには、matplotlibパッケージを使用します。matplotlibを使って、さまざまな種類のグラフを作成する方法を見ていきましょう。
サンプルコード
# グラフ作成用にpyplotモジュールをインポート
import matplotlib.pyplot as plot
# pd.read_csv()メソッドでデータを読み込む
data = pd.read_csv('CountryData.IND.csv')
# 「Time period」列のヒストグラムを作成
data['Time period'].hist(bins = 10)
実行結果
上記のプログラムを実行すると、ヒストグラムオブジェクトの情報が表示され、グラフが生成されます。
<matplotlib.axes._subplots.AxesSubplot at 0x25e363ea8d0>

このように、matplotlibパッケージを使えば、ヒストグラムだけでなく折れ線グラフ・棒グラフ・散布図など、さまざまな種類のグラフを簡単に作成できます。
まとめ
本チュートリアルでは、Pythonのpandasとmatplotlibを使ったデータ分析と可視化の基本を学びました。DataFrameの作成方法、CSVファイルからのデータ読み込み、shapeやdescribe()による統計情報の取得、そしてヒストグラムの描画まで、一連の流れを理解できたかと思います。チュートリアルに関してご不明な点がありましたら、コメント欄でお気軽にお知らせください。
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