TensorFlowで花のデータセットを使ってモデルの学習を続ける方法
花のデータセットでモデルの学習を継続するには、Kerasのfitメソッドを使用します。このメソッドには、エポック数(データ全体を何回繰り返してモデルを構築するかの回数)も指定します。学習の過程では、サンプル画像がコンソール上に表示されることもあります。
使用するデータセットについて
本記事では、数千枚の花の画像を含む「flowers(花)」データセットを使用します。このデータセットは5つのサブディレクトリで構成されており、各クラス(花の種類)ごとに1つのサブディレクトリが割り当てられています。
以下のコードはGoogle Colaboratory(Google Colab)上で実行しています。Google Colabはブラウザ上でPythonコードを実行できる環境であり、事前の設定が一切不要で、GPU(グラフィックス処理装置)にも無料でアクセスできます。ColaboratoryはJupyter Notebookをベースに構築されています。
モデルを学習させるコード
print("The data is fit to the model")
model.fit(
train_ds,
validation_data=val_ds,
epochs=3
)コード出典:https://www.tensorflow.org/tutorials/load_data/images
実行結果
The data is fit to the model Epoch 1/3 92/92 [==============================] - 102s 1s/step - loss: 0.7615 - accuracy: 0.7146 - val_loss: 0.7673 - val_accuracy: 0.7180 Epoch 2/3 92/92 [==============================] - 95s 1s/step - loss: 0.5864 - accuracy: 0.7786 - val_loss: 0.6814 - val_accuracy: 0.7629 Epoch 3/3 92/92 [==============================] - 95s 1s/step - loss: 0.4180 - accuracy: 0.8478 - val_loss: 0.7040 - val_accuracy: 0.7575 <tensorflow.python.keras.callbacks.History at 0x7fda872ea940>
コードの解説
- 以前
keras.preprocessingを使って作成したものと同様のデータセットを、今回はtf.data.Datasetを用いて構築しています。 fitメソッドに訓練用データセットと検証用データセットを渡すことで、モデルの学習をそのまま継続できます。- ここでは学習時間を抑えるため、エポック数を3と少なめに設定しています。
実行結果を見ると、エポックが進むごとに訓練データに対するaccuracy(正解率)が0.71から0.84へと向上していることがわかります。一方、検証データのval_accuracyは0.75前後で推移しており、エポック数を増やしすぎると過学習のリスクもあるため、適切なタイミングでの早期終了や正則化の検討が有効です。
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