Boto3とAWSクライアントを使ってS3バケットのライフサイクル構成を取得する方法
はじめに
本記事では、Pythonのboto3ライブラリを使用して、Amazon S3バケットに設定されたライフサイクル構成(Lifecycle Configuration)を取得する方法を解説します。具体例として、S3上の「Bucket_1」に登録されているライフサイクルルールの情報を取得してみましょう。
S3のライフサイクル構成を把握しておくと、ストレージクラスへの移行タイミングやオブジェクトの有効期限ポリシーなどをプログラムから確認でき、コスト管理や運用自動化に役立ちます。
解決のためのアプローチとアルゴリズム
ステップ1 − 例外処理のために、boto3とbotocore.exceptionsをインポートします。
ステップ2 − 関数の引数として対象バケット名(bucket_name)を受け取ります。
ステップ3 − boto3ライブラリを使用してAWSセッションを作成します。
ステップ4 − 作成したセッションから、S3用のAWSクライアントを生成します。
ステップ5 − get_bucket_lifecycle_configuration関数を呼び出し、バケット名を渡します。
ステップ6 − 戻り値として、S3バケットのライフサイクル詳細を含む辞書(dict)が返されます。
ステップ7 − 処理中に問題が発生した場合に備え、ClientErrorなどの例外を捕捉し、適切にハンドリングします。
サンプルコード
以下のコードを使用すると、指定したバケットのライフサイクル構成を取得できます。
import boto3
from botocore.exceptions import ClientError
def get_bucket_lifecycle_of_s3(bucket_name):
session = boto3.session.Session()
s3_client = session.client('s3')
try:
result = s3_client.get_bucket_lifecycle_configuration(Bucket=bucket_name,)
except ClientError as e:
raise Exception("boto3 client error in get_bucket_lifecycle_of_s3 function: " + e.__str__())
except Exception as e:
raise Exception("Unexpected error in get_bucket_lifecycle_of_s3 function: " + e.__str__())
return result
print(get_bucket_lifecycle_of_s3("Bucket_1"))実行結果
{
'Rules': [
{
'ID': 'Rule for TaxDocs/',
'Prefix': 'TaxDocs',
'Status': 'Enabled',
'Transitions': [
{
'Days': 365,
'StorageClass': 'STANDARD_IA',
},
],
},
],
'ResponseMetadata': {
'...': '...',
},
}結果の見方
この出力例では、「TaxDocs」というプレフィックスを持つオブジェクトに対して、作成から365日後にストレージクラス「STANDARD_IA」(低頻度アクセス)へ移行するルールが有効(Enabled)になっていることが分かります。このように、get_bucket_lifecycle_configurationを使えば、バケットごとのライフサイクルルールを簡単にプログラムから確認できます。
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