Pythonでマトリックス(ネストされたリスト)を垂直方向に連結する方法
Pythonでマトリックス(リストのリスト)の各列を垂直方向に連結したい場合、標準ライブラリitertoolsのzip_longest関数とリスト内包表記を組み合わせると、簡潔かつ効率的に実現できます。
以下に具体的な実装例を示します。
サンプルコード
from itertools import zip_longest
my_list = [["Hi", "Rob"], ["how", "are"], ["you"]]
print("元のリスト:")
print(my_list)
my_result = ["".join(elem) for elem in zip_longest(*my_list, fillvalue="")]
print("列を連結した後のリスト:")
print(my_result)実行結果
元のリスト: [['Hi', 'Rob'], ['how', 'are'], ['you']] 列を連結した後のリスト: ['Hihowyou', 'Robare']
コードの解説
まず、
itertoolsモジュールからzip_longest関数をインポートします。この関数は、長さの異なるイテラブル同士をzipする際に、不足分を指定した値(ここでは空文字列"")で埋めてくれるのが特徴です。次に、文字列を要素とするリストのリスト(マトリックス)を定義し、コンソールに表示します。
リスト内包表記の中で
zip_longest(*my_list, fillvalue="")を実行すると、各行の同じ位置にある要素(つまり各列)がまとめられます。*my_listにより、内側のリストが個別の引数として展開される点に注目してください。取り出した各列の要素タプルに対して
"".join()を適用することで、要素間に空白を入れずに1つの文字列へと連結されます。短い行はfillvalueの空文字列で補完されるため、エラーなく処理できます。最終的な結果は変数
my_resultに格納され、コンソールに出力されます。
この手法を使えば、行数が不揃いなマトリックスでも安全に垂直方向の連結が可能になります。なお、すべての行の長さが同じ場合は、通常のzip関数でも同様の処理が行えます。
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