Pythonで円形(極座標)ヒストグラムを描画する方法
Pythonで円形(極座標)ヒストグラムを描画するには、Matplotlibの極座標プロット機能を利用します。以下の手順に従って実装できます。
描画の手順
- numpyを使用して、theta(角度)、radii(半径)、width(幅)のデータポイントを作成します。
- projection='polar' を指定し、現在の図にサブプロットを追加します(nrows=1、ncols=1、index=1)。
- bar()メソッドを使い、theta・radii・widthのデータポイントで棒グラフを作成します。
- radiiとbarsをzip()で組み合わせて反復処理し、各バーの面の色(facecolor)とアルファ値(透明度)を設定します。アルファ値が小さいほど、バーはより透明になります。
- 図を表示するにはshow()メソッドを使用します。
コード例
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
plt.rcParams["figure.figsize"] = [7.00, 3.50]
plt.rcParams["figure.autolayout"] = True
N = 20
theta = np.linspace(0.0, 2 * np.pi, N, endpoint=False)
radii = 10 * np.random.rand(N)
width = np.pi / 4 * np.random.rand(N)
ax = plt.subplot(111, projection='polar')
bars = ax.bar(theta, radii, width=width, bottom=0.0)
for r, bar in zip(radii, bars):
bar.set_facecolor(plt.cm.rainbow(r / 10.0))
bar.set_alpha(0.5)
plt.show()
出力結果

コードの解説
np.linspace(0.0, 2 * np.pi, N, endpoint=False) により、0から2πまでの範囲を20等分した角度を生成しています。endpoint=False を指定することで最後の点(2π)を含めず、各バーが円周上に均等に配置されます。
半径(radii)と幅(width)は乱数で生成されるため、実行するたびに異なるグラフが描かれます。
plt.cm.rainbow(r / 10.0) では、半径の大きさに応じて虹色のカラーマップから色が割り当てられます。これにより、バーの高さが視覚的に区別しやすくなります。また、set_alpha(0.5) によって半透明にすることで、バー同士が重なった部分も確認できるようになります。
極座標ヒストグラムは、風向や方位データなど、周期的な性質を持つデータを可視化する際に特に有効な手法です。
-
Pythonのmatplotlibで積み上げ棒グラフを作成・表示する方法
Matplotlibは、Pythonで最も広く使われているデータ可視化ライブラリの一つです。データの可視化は、数値を一つずつ確認したり複雑な計算を行ったりすることなく、データ全体の傾向や特徴を直感的に把握するために欠かせないステップです。また、定量的な洞察を効果的に伝える手段としても非常に有用です。 Matplotlibは、データをもとに2次元のグラフやプロットを作成するために使用されます。オブジェクト指向のAPIを備えており、作成したグラフをPythonアプリケーションに組み込むことも可能です。IPythonシェル、Jupyter Notebook、Spyder IDEなど、さまざまな環境で
-
Pythonで解くヒストグラム内の最大長方形|スタックによる効率的な解法
問題の概要 ヒストグラムの各棒の高さを表す整数配列が与えられたとします。各棒の幅はすべて1です。このとき、ヒストグラムの中に含まれる長方形のうち、面積が最大となるものを見つけるのがこの問題です。 解法のアプローチ:スタックを活用する この問題はスタックを使うことで効率的に解けます。各棒について「その棒の高さを上限とした長方形」が左右にどこまで広げられるかを、インデックスをスタックで管理しながら求めていくのがポイントです。 アルゴリズムの手順 空のスタックを作成し、i := 0、ans := 0 で初期化します。 i が heights のサイズ未満である間、以下を繰り返します。 スタック