Tkinterのウィンドウではなくリストボックスにスクロールバーを連動させる方法
TkinterのListboxウィジェットは、数値や文字列などの項目を一覧形式で表示するための部品です。大量の項目を扱うリストを作成する場合、すべての項目を快適に閲覧できる仕組みが必要になります。そこで役立つのがスクロールバーの追加です。スクロールバーをListboxウィジェットに接続することで、表示しきれない項目もスムーズに操作できるようになります。
新しいスクロールバーを追加するには、まず Listbox(parent, bg, fg, width, height, bd, **options) コンストラクタを使ってリストボックスを作成します。その後、Scrollbar(**options) のオブジェクトを生成し、両者を連動させることでスクロールバーを機能させることができます。
実装例
#必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
from tkinter import ttk
#Tkinterフレームのインスタンスを作成
win = Tk()
#フレームのサイズを設定
win.geometry("700x350")
#垂直方向のスクロールバーを作成
scrollbar = ttk.Scrollbar(win, orient='vertical')
scrollbar.pack(side=RIGHT, fill=BOTH)
#Listboxウィジェットを追加
listbox = Listbox(win, width=350, bg='bisque')
listbox.pack(side=LEFT, fill=BOTH)
#0から99までの値を挿入
for values in range(100):
listbox.insert(END, values)
#リストボックス側の設定:スクロール位置をスクロールバーに反映
listbox.config(yscrollcommand=scrollbar.set)
#スクロールバー側の設定:操作内容をリストボックスに反映
scrollbar.config(command=listbox.yview)
win.mainloop()実行結果
上記のコードを実行すると、多数の項目を含むListboxウィジェットが表示されたウィンドウが現れます。ウィンドウ自体ではなく、Listboxウィジェットに対して垂直スクロールバーが正しく接続されていることが確認できます。
ポイントは、listbox.config(yscrollcommand=scrollbar.set) でリストボックスのスクロール状態をスクロールバーに伝え、scrollbar.config(command=listbox.yview) でスクロールバーの操作をリストボックスの表示範囲に反映させる双方向の連携です。この2つの設定により、スクロールバーとリストボックスが完全に同期して動作します。
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