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TkinterのTreeviewウィジェットでExcelスプレッドシートを表示する方法

Excelスプレッドシートは、行と列の形式で保存された情報の集合体です。Tkinterアプリケーションでは、Treeviewウィジェットを使うことで、このスプレッドシートのデータを表示・活用できます。Treeviewウィジェットは、データを表形式で追加・操作するための機能を提供します。さらに、大量のデータを分析・加工する場合には、PythonのPandasライブラリが便利です。Pandasには、データ分析に役立つ豊富な組み込み関数やメソッドが用意されています。

実装の手順

ここでは、以下の手順に従って、ExcelのデータをTkinterウィンドウ上に表示します。

  • NumpyPandasfiledialogなど、必要なライブラリをインポートします。
  • ユーザーがエクスプローラからファイルを選択できるよう、メニューバーを追加します。
  • コマンドを設定し、エクスプローラから.xlsxファイルのみを受け付ける関数open_file()を定義します。
  • Treeviewウィジェットを作成します。
  • 列データをリストに変換し、Treeviewウィジェットに列を追加します。
  • 列を反復処理して、データ内のすべての見出し(ヘッダー)を取得します。
  • 行は、データフレームをNumPyオブジェクトに変換することで識別できます。変換後、listメソッドを使ってリスト化します。
  • すべての行を反復処理し、順番にツリーへ挿入していきます。

サンプルコード

# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
from tkinter import ttk, filedialog
import numpy
import pandas as pd

# tkinterフレームのインスタンスを作成
win = Tk()

# ウィンドウサイズを設定
win.geometry("700x350")

# Styleウィジェットのオブジェクトを作成
style = ttk.Style()
style.theme_use('clam')

# フレームを作成
frame = Frame(win)
frame.pack(pady=20)

# ファイルを開くための関数を定義
def open_file():
    filename = filedialog.askopenfilename(title="Open a File", filetype=(("xlsx files", ".*xlsx"),
("All Files", "*.")))

    if filename:
        try:
            filename = r"{}".format(filename)
            df = pd.read_excel(filename)
        except ValueError:
            label.config(text="File could not be opened")
        except FileNotFoundError:
            label.config(text="File Not Found")

    # ツリー内の以前のデータをすべてクリア
    clear_treeview()

    # Treeviewウィジェットに新しいデータを追加
    tree["column"] = list(df.columns)
    tree["show"] = "headings"

    # 見出しとして各列を反復処理
    for col in tree["column"]:
        tree.heading(col, text=col)

    # データを行として挿入
    df_rows = df.to_numpy().tolist()
    for row in df_rows:
        tree.insert("", "end", values=row)

    tree.pack()

# Treeviewウィジェットをクリアする関数
def clear_treeview():
    tree.delete(*tree.get_children())

# Treeviewウィジェットを作成
tree = ttk.Treeview(frame)

# メニューを追加
m = Menu(win)
win.config(menu=m)

# メニューのドロップダウンを追加
file_menu = Menu(m, tearoff=False)
m.add_cascade(label="Menu", menu=file_menu)
file_menu.add_command(label="Open Spreadsheet", command=open_file)

# ファイル内容を表示するためのラベルウィジェットを追加
label = Label(win, text='')
label.pack(pady=20)

win.mainloop()

実行結果

上記のコードを実行すると、上部にメニューが配置されたウィンドウが表示され、そこからExcelファイルを開くことができます。

ファイルを開くと、スプレッドシートのデータがウィンドウ内に表形式で表示されます。

ポイント: この方法を使えば、Pandasで読み込んだExcelデータをそのままGUIアプリケーション上で閲覧できます。また、clear_treeview()関数によって、別のファイルを開いた際に古いデータが残らないよう自動的にクリアされるため、複数のファイルを切り替えながら表示することも可能です。大規模なデータセットを扱う場合は、表示速度やスクロール性能を考慮して、必要に応じてデータの一部だけを読み込む工夫も有効です。

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