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TkinterのMessageウィジェットのサイズ変更を停止する方法

Tkinter Messageウィジェットとは

TkinterのMessageウィジェットは、ウィンドウ内にテキストメッセージを表示するために使用されるウィジェットです。フォントの種類やサイズ、背景色・文字色、パディングなど、さまざまなプロパティを設定することで、見た目を自由にカスタマイズできます。

ただし、デフォルトの状態では、親ウィンドウのサイズを変更するとMessageウィジェットも一緒に伸縮してしまうことがあります。本記事では、Messageウィジェットのサイズ変更を停止(固定化)する方法をわかりやすく解説します。

fill=BOTH オプションによる挙動の違い

Messageウィジェットがリサイズされるかどうかは、packジオメトリマネージャーでfill=BOTHオプションを指定するかどうかで決まります。

  • fill=BOTH を指定した場合:ウィンドウのサイズ変更に合わせて、Messageウィジェットも自動的に伸縮します。
  • fill=BOTH を指定しない場合:ウィンドウのサイズを変更しても、Messageウィジェットの幅は固定されたまま変化しません。

つまり、ウィジェットのサイズ変更を停止したい場合は、pack時に fill=BOTH を付けなければよいということです。以下に具体的なコード例を示します。

サンプルコード

# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *

# tkinterフレーム(ウィジェット)のインスタンスを作成
win = Tk()

# ウィンドウサイズを設定
win.geometry("700x350")

# メッセージボックスを作成
msg = Message(win, text="Hi, how are you doing?")
msg.config(bg='yellow', font=('Calibri', 16), borderwidth=2)
msg.pack(fill=BOTH)

# メインループを実行
win.mainloop()

実行結果

上記のコードを実行すると、次のような画面が表示されます。

TkinterのMessageウィジェットのサイズ変更を停止する方法

この状態では、ウィンドウをドラッグして伸縮させると、それに合わせてメッセージボックスも自動的にリサイズされます。

fill=BOTH を外した場合の挙動

同じコードから fill=BOTH の記述を削除して実行すると、出力は次のようになります。

TkinterのMessageウィジェットのサイズ変更を停止する方法

この場合、ウィンドウのサイズをどれだけ変更しても、Messageウィジェット(メッセージボックス)の幅は固定されたまま変化しません。これにより、意図的にウィジェットのサイズ変更を停止できます。

まとめ

TkinterのMessageウィジェットのサイズ変更を制御するには、packジオメトリマネージャーの fill=BOTH オプションの有無を切り替えるのが最も簡単な方法です。ウィジェットを固定したい場合は fill=BOTH を省略し、逆にウィンドウサイズに追従させたい場合は fill=BOTH を指定しましょう。状況に応じて使い分けることで、柔軟なUIレイアウトを実現できます。

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