Tkinterのwidget.rowconfigure()とwidget.grid_rowconfigure()、どちらを使うべき?正しい使い方を解説
Tkinterでアプリケーションを構築する際には、さまざまなコンポーネントやウィジェットを組み合わせて機能を拡張できます。ウィジェットをウィンドウ上に配置・表示するためには、「ジオメトリマネージャー(Geometry Manager)」を使用します。
ジオメトリマネージャーは、ウィンドウ内におけるウィジェットの位置やサイズを制御する仕組みです。その中でもGridジオメトリマネージャーは、ウィジェットを行と列のグリッド形式で配置します。
ウィジェットを隣接するセルや列にまたがって拡張したい場合には、widget.rowconfigure() または widget.grid_rowconfigure() を使用します。これらのメソッドは、weight や row / column の値といったパラメータを受け取ります。
実際には、widget.rowconfigure() が widget.grid_rowconfigure() の代わりに使われることもあります。どちらのメソッドも、行や列に対してweightプロパティを設定し、ウィジェットが残りのスペースをどれだけ占有するかを制御できるようにするものです。
コード例
# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
# tkinterフレーム(ウィンドウ)のインスタンスを作成
win=Tk()
# ウィンドウサイズを設定
win.geometry("700x350")
# 新しいフレームを追加
f1=Frame(win, background="bisque", width=10, height=100)
f2=Frame(win, background="blue", width=10, height=100)
# weightプロパティを追加して、ウィジェットを残りのスペースに拡張
f1.grid(row=0, column=0, sticky="nsew")
f2.grid(row=0, column=1, sticky="nsew")
win.columnconfigure(0, weight=1)
win.rowconfigure(1, weight=0)
win.mainloop()実行結果
上記のコードを実行すると、ウィンドウ内に色のついた帯が表示されます。この帯に対してweightプロパティを設定することで、指定した列に余分なスペースを柔軟に割り当てることができます。
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