MatplotlibのアニメーションをPillowWriterでGIFファイルとして保存する方法
Pythonの可視化ライブラリMatplotlibでは、FuncAnimationを使って作成したアニメーションを、PillowWriterクラスを利用することで簡単にアニメーションGIFファイルとして保存できます。この記事では、正弦波(サインカーブ)が動くアニメーションを例に、GIFファイルを作成する手順を解説します。
GIFファイル作成の手順
- 図のサイズを設定し、サブプロット間および周囲の余白(パディング)を調整します。
plt.figure()で新しい図を作成するか、既存の図をアクティブにします。- 現在の図に軸(axes)を追加し、描画範囲(x軸・y軸のリミット)を指定します。
- 空のリストを渡して線をプロットします(初期状態は何も表示されません)。
- 初期化関数
init()でも空のデータをセットし、アニメーションの開始状態を定義します。 - アニメーション関数
animate()内でサインカーブの値をフレームごとに更新し、線オブジェクトを返します。 PillowWriter()クラスを使ってムービーライターのインスタンスを取得します。ani.save()メソッドで.gifファイルとして保存します。
コード例
import numpy as np
from matplotlib import pyplot as plt
from matplotlib import animation
# 図のサイズとレイアウトの自動調整を設定
plt.rcParams["figure.figsize"] = [7.50, 3.50]
plt.rcParams["figure.autolayout"] = True
fig = plt.figure()
ax = plt.axes(xlim=(0, 2), ylim=(-2, 2))
line, = ax.plot([], [], lw=2)
def init():
# 線の初期化(空データをセット)
line.set_data([], [])
return line,
def animate(i):
# フレーム番号iに応じてサインカーブを更新
x = np.linspace(0, 2, 1000)
y = np.sin(2 * np.pi * (x - 0.01 * i))
line.set_data(x, y)
return line,
# アニメーションオブジェクトを生成
ani = animation.FuncAnimation(fig, animate, init_func=init,
frames=200, interval=20, blit=True)
# PillowWriterでFPSを25に設定してGIFとして保存
writer = animation.PillowWriter(fps=25)
ani.save("sine.gif", writer=writer)
コードのポイント
FuncAnimationの主な引数は以下の通りです。
- frames: アニメーションの総フレーム数(ここでは200フレーム)。
- interval: フレーム間の更新間隔(ミリ秒単位。ここでは20ミリ秒)。
- blit:
Trueにすると変化した部分だけを再描画し、パフォーマンスが向上します。
また、PillowWriter(fps=25)のfps引数で、保存されるGIFの1秒あたりのフレーム数を指定できます。値を大きくすると滑らかな動きになりますが、ファイルサイズも大きくなる点に注意してください。
スクリプトを実行すると、カレントディレクトリにsine.gifという名前で、左右に移動するサイン波のアニメーションGIFが生成されます。ブラウザや画像ビューアで開けば、動くグラフを確認できます。
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