Matplotlibで図の色と線種を同時に循環させる方法
Matplotlibの図で複数のデータ系列を描画する際、色と線種の両方を自動的に循環させると、各系列が視覚的に区別しやすくなります。ここでは、cyclerモジュールを使ってその設定を行う手順を解説します。
手順
図のサイズを設定し、サブプロット間および周囲の余白(パディング)を調整します。
rcParamsに対して、colorとlinestyleを組み合わせたprop_cycleを設定します。
plot()メソッドを使ってデータポイントをプロットします。
図を表示するにはshow()メソッドを使用します。
サンプルコード
import matplotlib.pyplot as plt
from cycler import cycler
# 図のサイズを設定
plt.rcParams["figure.figsize"] = [7.00, 3.50]
plt.rcParams["figure.autolayout"] = True
# 色と線種を組み合わせたprop_cycleをrcParamsに設定
plt.rc('axes', prop_cycle=(cycler('color', ['r', 'g', 'b', 'y']) +
cycler('linestyle', [':', '-.', '-', '--'])))
# データポイントをプロット
plt.plot([0, 5, 2, 1])
plt.plot([2, 6, 3, 1])
plt.plot([3, 8, 5, 1])
plt.plot([4, 9, 0, 3])
plt.show()実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。

ポイント解説
このコードの重要なポイントは、cycler('color', ...)とcycler('linestyle', ...)を+演算子で結合している点です。これにより、4つの系列がそれぞれ「赤+点線」「緑+一点鎖線」「青+実線」「黄+破線」というように、色と線種がペアになって順番に適用されます。
なお、リストの長さが異なる場合でもcyclerは正しく動作し、要素が足りなくなると先頭に戻って繰り返されます。この仕組みを活用すれば、多数の系列を含むグラフでも、デフォルト設定よりもはるかに見やすい図を作成できます。
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