JavaのArrayListとLinkedListの違いとは?特徴と使い分けのポイントを解説
Javaにおいて、ArrayListとLinkedListはどちらもListインターフェースを実装した代表的なコレクションクラスです。両者とも非同期(スレッドセーフではない)であるという共通点がありますが、内部構造やパフォーマンス特性には大きな違いがあります。
ここでは、ArrayListとLinkedListの主な違いを表形式で整理して解説します。
ArrayListとLinkedListの主な違い
| 番号 | 比較項目 | ArrayList | LinkedList |
|---|---|---|---|
| 1 | 内部実装 | 動的配列(Dynamic Array)を使って要素を格納します。 | 双方向連結リスト(Doubly Linked List)を使って要素を格納します。 |
| 2 | データ操作 | 配列ベースのため要素の追加・削除などの操作は比較的遅くなります。 | ノードベースで実装されており、大規模なデータ移動が必要ないため操作が高速です。 |
| 3 | 実装インターフェース | Listインターフェースのみを実装します。 | Listに加えてQueueインターフェースも実装しており、キューとしても利用できます。 |
| 4 | アクセス性能 | インデックスによるデータの保存・読み取りが高速です。 | 要素の挿入・削除といったデータ操作が高速です。 |
ArrayListとLinkedListの使用例
それでは、実際のコードで両者の基本的な使い方を見てみましょう。
JavaTester.java
import java.util.ArrayList;
import java.util.LinkedList;
import java.util.List;
public class JavaTester {
public static void main(String args[]) {
List<String> list = new ArrayList<>();
list.add("A");
list.add("B");
list.add("C");
list.add("D");
List<String> list1 = new LinkedList<>();
list1.add("A");
list1.add("B");
list1.add("C");
list1.add("D");
System.out.println(list);
System.out.println(list1);
}
}
出力結果
[A, B, C, D] [A, B, C, D]
このように、基本的な使い方はほぼ同じですが、用途に応じて適切なクラスを選択することが重要です。ランダムアクセスが多い場合はArrayList、頻繁な挿入・削除が発生する場合はLinkedListを選ぶのが一般的な指針となります。
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